文学部 人文学科 文学コース 英語学・英文学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 2年生、3年生、4年生 対象学部等: |
English Literature (Seminar V)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM2576J 講義コード: 2023 前期 毎週 金曜4限 伊都イーストゾーン B101 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
この授業ではイギリスの小説家Charles Dickens(1812-70)の Great Expectations (1861)を研究する。 作品の梗概:テムズ川の河口近くの寒村で孤児の少年ピップは歳の離れた姉とその夫で気の優しい鍛冶屋のジョーと暮らしている。クリスマス・イヴの夕方、教会の墓地に一人でいたピップはテズム川の囚人船から逃げてきたマグウィッチに脅され、翌朝家から食料を盗んで届ける。その後ピップは鍛冶屋の修行をして歳月を過ごすが、突然、遺産相続の見込みがあるのでロンドンで紳士として暮らすようにと謎の人物から言われる。ピップは遺産の贈り主が近所のハヴィシャム老嬢でその養女エステラの結婚相手として自分が考えられていると思い込んでロンドンで暮らす。しかし、やがて全く思いがけない秘密が明らかになる。 授業での留意点:普通に読んでも波瀾万丈で面白い作品だが、主人公が避けたいものにつきまとわれ、もう完全に解放されたと思う時にも自覚なくそれにつきまとわれる主題、代理的復讐、分身の主題など、一般読者が気づきにくい諸主題を掘り下げていく。 初回は授業の説明を行う。作品を初回以外の授業の回数でほぼ等分し、毎週、三人の人に、作品の要約と問題点の指摘をする発表を行ってもらい、議論する。 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。 (We will study Charles Dickens's Great Expectations, focusing on about 35 pages of the novel every week, and thus reading through the entire novel by the end of the semester.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : Charles Dickens, Great Expectations, English Novel | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : Charles Dickens, Great Expectations, Penguin Classics, ISBN-10:0141439807 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 学期末の筆記試験と3000字の小論文によって成績を評価する。各50%。筆記試験は、初回の授業で指定した約14ページ分の範囲から、主に英文解釈の問題を出題する。初回の授業で出題の形式の見本を提示する。小論文を書く際の留意点は初回の授業で説明する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 毎週の作品の範囲を家で読んでくること。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |