文学部 人文学科 人間科学コース 心理学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Clinical Developmental Psychology III
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2023 前期 毎週 月曜3限 伊都イーストゾーン 教室 E/J科目 (日本語, English) |
授業の概要 |
子どもの各発達段階に生じやすい困難について理解し,子どもへの心理支援としてのプレイセラピーについて学ぶ。プレイセラピーの基本的な理論について理解し,遊びの中で表現される子どもの世界をどのように捉え,どのように遊びを介した支援を展開してゆくのか論じる。特に後半では,児童福祉領域での臨床事例についても取り上げつつ,発達臨床的支援の基礎について学ぶ。 プレイセラピーについて学ぶとともに,公認心理師を始めとした心理職の基礎として求められる以下の内容を取り上げる。 ・プレイセラピーの理論 ・プレイセラピーの各種技法の基礎 ・プレイセラピー実施にあたっての留意点 ・福祉現場において生じる問題及びその背景 ・福祉現場における心理社会的課題及び必要な支援 ・虐待についての基礎知識 (In this class, students will learn about the difficulties that can arise at each stage of a child's development and about play therapy as a psychological support for children. In the second half of the course, students will learn the basics of clinical developmental support, including clinical cases in the area of child welfare. ) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 発達心理学および臨床心理学の基礎的な知識を得ていることが望ましい。 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 資格 : 認定心理士 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 特に設けない 参考書 : 大野木嗣子「はじめてのプレイセラピー」誠信書房 弘中 正美「遊戯療法と子どもの心的世界」 金剛出版 チャールズ・E・シェーファー(串崎真志監訳)「プレイセラピー 14の基本アプローチ」創元社 ゲリー・ランドレス(山中康裕監訳)『プレイセラピー 関係性の営み』 日本評論社 ほか 適宜紹介する 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 随時応じる。但し、メールでアポイントメントをとること。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |