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中国哲学史研究室

中国思想の心を尋ねて—学び考えるとは何か—

中国哲学史研究室では、春秋戦国時代・秦漢時代から、魏晋南北朝隋唐時代および宋元明清時代を経て、近現代に至るまでの中国の思想や文化はもちろんのこと、朝鮮や日本におけるそれらの受容と展開とをも含めて、幅広く研究している。哲学・宗教思想から政治・経済・社会思想や科学技術思想にいたるまで、扱う分野は多岐にわたる。すなわち凡そ中国におけるあらゆる思考の営為はすべて本研究室の研究対象なのである。研究方法も多様である。伝統的なアプローチにとどまらず、社会科学の方法論や西洋哲学研究の成果を摂り入れることはむしろ望ましい。ただし念のために言えば、原典の厳密な読解とそれに基づく深い思索とがその前提として要求される。

本研究室で特筆すべきは、何と言っても初代教授の楠本正継博士以来、宋明儒学史研究の厚い伝統を誇り、日本におけるセンターの一角をなすことだ。宋明学関連漢籍の収蔵は質量ともに世界有数である。21世紀に入ってその価値はむしろ高まるばかりである。

研究室レベルの活動としては、年数回開催される「中哲懇話会」、年1回発行の『中国哲学論集』がある。また、研究室を会場にして、明代思想研究をはじめとする研究会が開かれており、近隣の大学等から研究者が集まって、原典講読や活発な討論が行われている。その場には大学院生も参加して大いに学的刺激を受けている。

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教員

  1. 南澤 良彦 (MINAMIZAWA Yoshihiko) 中国哲学史講座/准教授
  2. 専門 中国古代中世思想史
  3. 専門分野 両漢魏晋南北朝隋唐時代の思想を研究している。特に魏晋から隋唐時代にかけての儒教思想の解明に努めている。近年は中国科学技術思想や日本漢学に研究分野を拡大している。
  4. 主要業績
    「日本に於ける『孔子家語』の受容:徳川時代を中心 として」(『日本中国学会報』65、2013年)
    「『孔子家語』の流伝と評価との再検討」(『九州中国学 会報』51、2013年)
    「魏晋の明堂改制論と王粛の五帝説」(『中国思想史研究』34、2013年)
    「漢代の将作大匠と儒教 : 中国古代の科学技術と官僚制」(『中国哲学論集』39、2013年)
    「魯班研究序説: 中国古代中世における技術思想の伝統」(『哲学年報』72、2013年)
    「裴頠「一屋之論」と南朝北朝の明堂」(『哲学年報』71、2012年)
    「元嘉暦と戊寅暦とにおける定朔平朔論議」(『中国思想史研究』30、2009年)
    「南朝宋時代における明堂創建と謝莊の明堂歌」(『中国哲学論集』33、2007年)
    「張衡の巧思と「応間」:東漢中期における技術と礼教社会」(『日本中国学会報』48、1996年)
    「張衡の宇宙論とその政治的側面」(『東方学』89、1995年)

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