部局組織・運営
HOME > 部局組織・運営> 中国文学研究室

中国文学研究室

四〇〇〇年分の叡智と感動をあなたの人生の羅針盤として

漢字によって表現される中国大陸発祥の文学は、皆さんもよく知る通り、悠久の長い歳月をかけて広い地域に伝播し、詩歌や散文、そして戯曲や小説などさまざまなジャンルの文学作品を生みながら、やがて海を越え、我が国や朝鮮半島、またベトナムなど東南アジア諸地域をも包み込んだまことに壮大な漢字文化圏を作り上げました。

この研究室では、このページに紹介する3名の専任教員のほか、学内・学外から数名の講師を招いて、中国各時代のさまざまな名作を読み、最新の優れた研究方法(幾つもの文献資料を渉猟し、その原初のテクストを突き止めてゆく思考)を修得してゆきます。

研究室の人員は、2名の教員(他に非常勤講師)のほか、院生・学生等の合計20名弱です。教員も含め、先輩が後輩を指導する体制が整っているので、本人の関心と情熱さえあれば、1~2年で目覚ましく成長します。授業以外に、研究会として隔月の文芸座談会、研究誌として『中国文学論集』、更に毎月の連絡会等を通じて、外部(全国・中国)の研究情況にも関心を向けながら、幅広く中国文学の理解を深めます。

すでに80数年の歴史を有する当研究室の卒業・修了生は、大学や高校の教員をはじめ、近年では世界規模で展開する先進企業に迎えられる者も稀ではありません。単に中国語ができるだけではなく、その文化や歴史、そして何よりもあのワクワクする幾つもの文学作品を理解し、その感動を伝えることができる能力は、嚢中の錐のたとえのように、社会でもひときわ卓れた人材として注目され、尊敬されているのです。

現在20数名の学部生と学府生(大学院生)は、日本・中国・韓国など国籍はさまざまです。その授業にはまず大学受験レベルの漢文訓読(原文を一字一字丁寧に意味を押さえながら読む訓練)と初歩的な中国語コミュニケーション能力が必要ですが、中国語については学部2年生からしっかり学び始めれば、まだ十分に間に合います。

研究室ホームページへ

教員

  1. 静永 健 (SHIZUNAGA Takeshi) 中国文学講座/教授
  2. 専門 中国古代文学
  3. 専門分野
    漢魏六朝文学研究(『文選』『玉台新詠』など)、唐代文学研究(李白、杜甫、白居易など)、東アジアというグローバルな視点から捉え直した中国古典文学研究
  4. 主要業績
    『唐詩推敲―唐詩研究のための四つの視点』(研文出版、2012年)
    『漢籍伝来―白楽天の詩歌と日本』(勉誠出版、2010年)
    『海がはぐくむ日本文化』(東京大学出版会、2014年)
    『漢籍東漸及日蔵古文献論考稿』(中華書局、2011年)

教員データベースへ

  1. 井口 千雪 (INOKUCHI Chiyuki) 中国文学講座/講師
  2. 専門 中国中近世文学
  3. 専門分野
    『三國志演義』を中心とした明代白話小説の成立過程(版本の校勘や歴史書との比較など)、及び受容の様相(書坊・知識人・大衆の関わり)
  4. 主要業績
    『三國志演義成立史の研究』(汲古書院、2016年)
    「『三國志演義』三系統の版本の継承関係―劉龍田本を手がかりに―」(『東方學』127、2014年)
    「関索説話に関する考察」(『和漢語文研究』11、2013年)
    「『三國志演義』執筆プロセスに関わる考察」(『日本中國學會報』64、2012年)

教員データベースへ

  1. 鍾  東 (ZHONG Dong) 中国文学講座/招へい外国人教師
  2. 専門 中国文化学、中国語学
  3. 専門分野
    戯曲研究、道教文学史、書道芸術文化史研究
  4. 主要業績
    『今釈澹帰』(嶺南美術出版社、2012年)
    『葛洪』(広東人民出版社、2009年)
    『陰那山志』(中華書局、2006 年)
    「論道教文化与唐明皇遊月宮故事」(『文学研究』114、2017年)
    「対竹林七賢的風度審美―以『世説新語』為視点」(『中国文学論集』45、2016年)
    「広東潮陽霊威廟祀考」(『文学遺産』2008年第1期)
ページの上部に戻る