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比較宗教学研究室

宗教の内へそして宗教を超えて

本研究室の活動には二本の柱がある。ひとつは、人類の知恵の蓄積が現代世界の激しい変化のなかで、どのような形をとるかを考えること(対象としての宗教とその周辺)。もうひとつは、生きられた経験と生活世界のほうから、あくまで現場をふまえて実証的に考えること(方法としての文化人類学)。そのいずれか一方にかたよらないことが理想である。

構成員(2014年時点)は、教員2名(大学院組織では濱本満がこれに加わる)、院生8名、学部生28名であり、例年4名の非常勤講師の講義がある。演習の要に調査実習があり、この数年間は対馬の漁村調査のほか、ハンセン病問題、水俣の社会等にとりくんでいる。院生たちのフィールド(調査地)は、カンボジア・ケニア・キューバ・日本と多様であるが、学部生はむしろ 身近な地域で深い問題を考えることが大切である。一所にとどまって足もとを凝視すれば、驚くほど多くの発見があるだろう。

学会活動としては、事務局としては九州人類学会を支え、『九州人類学会報』を中心に盛んな活動をおこなっている。また6年前に30余年の歴史を閉じた西日本宗教学会を刷新して、電子ジャーナルをベースにした新たな学会を再興した。

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教員

  1. 飯嶋 秀治 (IIJIMA, Shuji) 共生社会学講座/准教授
  2. 専門 共生社会システム論、調査地は日本、バリ、オーストラリア
  3. 専門分野 現在は主にオーストラリア先住民アランタの研究を行っている。但し、世界社会と言われる現代において、調査地と調査者とは、既に幾つもの関わりの中を生きてしまっている。そうした関わりの中で、適切な言葉を与えて関係を見やすくすること、また、そこから立ち現われる生の可能性の共有を思索している。
  4. 主要業績
    『言語と身体−聖なるものの場と媒体』(共著、岩波書店、2004年)
    『社会学のアリーナへ− 21世紀社会を読み解く』(共著、東信堂、2007年)
    『アクション別フィールドワーク入門』(共著、世界思想社、2008年)
    『福の民 暮らしのなかに技がある』(編著、福岡市、2010年)
    『支援のフィールドワーク―開発と福祉の現場から』(共編、世界思想社、2011年)
    『春夏秋冬・起居往来』(編著、福岡市、2012年)
    『社会的包摂/排除の人類学―開発・難民・福祉』(共著、昭和堂、2014年)
    『オーストラリア先住民と日本―先住民学・交流・表象』(共著、御茶の水書房、2014年)

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