部局組織・運営
HOME > 部局組織・運営> 西洋史学研究室

西洋史学研究室

知の冒険としての「西洋史学」

 過去について考えることは、無限の可能性を秘めた「知の冒険」です。異文化や他者についての考察は、自身の省察と変容へと導かれる実践的行為でもあるのです。

 西洋史学研究室は、九州帝国大学法文学部の発足時に設置された数少ない講座の一つです。明治以降の日本では、西洋文明を「模倣すべき」対象としてきたからですが、その後、日本の「西洋史学」は、世界でもまれな独自な変容を遂げ続けました。現在では、異文化としての欧米文明の実証研究を、世界中の同僚たちとともに押し進めるとともに、歴史学の批判的な検討、社会の中での歴史学の意義(公共性)などの諸問題を、理論的、実践的に問う「知の前衛」にも位置しています。

 「九大西洋史」は、伝統的に、最新の問題関心や方法論を共有しながら、欧米と同じレヴェルの実証研究に早期から取り組んできました。また、欧米に多くの留学生を送り出すとともに、海外の学界、研究者との交流を続けてきた特異な研究室です。現在でも、学内外の多様な研究者たちとともに、共同研究や比較史などの試みを実践しながら、学界や社会に独自な貢献を果たしています。

研究室ホームページへ

教員

    1. 岡崎 敦 (OKAZAKI Atsushi) 西洋史学講座/教授
    2. 専門 西洋中世史・アーカイブズ学
    3. 専門分野 西欧における大学や知識人の形成についての関心から、司教座教会周辺にたむろする多様な教会人の活動、彼らの存在を制度的に保障する教会制度等の研究を進めてきた。同時に、実証研究を根拠づける資料認識について、文書学やアーカイブズ学も研究している。
    4. 主要業績
      Pratiques documentaires dans l'église cathédrale de Paris au Xle siècle(Proceedings of the Fourth International Conference. Studies for the Integrated Text Science: Genesis of Historical Text, 2005)
      「西欧中世研究の「文化史的」読解 ―テクスト、言説、主体―」(『思想』1074、2013)
      「文書と法による統治」(甚野尚志・堀越宏一編『15のテーマで学ぶ中世ヨーロッパ』、ミネルヴァ書房、2013年)

    教員データベースへ

ページの上部に戻る