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文学部国際コース

 九州大学文学部は、平成30年4月に国際コース(入学定員10名)を設置しました。世界の一体化(グローバル化)がますます進んでいる昨今、日本語だけでなく、複数の外国語を用いて自らの知を磨き、その知を世界に向けて発信する力が求められています。国際コースでは、日本語と複数の外国語に自覚的かつ批判的に関わる中で、①人間存在の奥深さへと眼差しを向け、②文化・歴史・社会の多様性を認識し、③新たな人文学的知の創造に寄与する人材の育成を目指しています。

国際コースの学生受入方針(アドミッションポリシー)

 文学部の学生受け入れ方針(http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/undergraduate/addpol.php)に加えて、国際コースには独自のアドミッションポリシーがあります。
 国際コースでは、英語を重視したAO入試を行います。特に次のような資質を備えていることが望まれます。

1.日本語と、複数の外国語への強い興味、ならびに文学や思想に対する感受性。
2.世界の多様な文化・歴史・社会への開かれた関心。
3.将来国際人として活躍することへの意欲。

文学部と国際コースの関係

 文学部は全体を一学科(人文学科)とし、哲学・歴史学・文学・人間科学の4コースの下に21の専門分野が置かれています。学生は1年次を通じて全学教育を受けた後、2年次からいずれかのコース・専門分野に所属し、専門分野の講義・演習を受講するとともに、文学部の全分野の多様な授業を履修することができます。
 ただし、国際コースの「コース」概念は、こうした従来の文学部の4つの「コース」とは異なります。国際コースの特徴をまとめると、以下のようになります。

a. 国際コース学生は、1年次から全学教育にプラスする形で、独自の課程(共創学部の1年生にも開講されるIntensive English 授業)を履修し、英語の運用能力を飛躍的に高めるとともに、第2外国語を習得します。
b. 2年次からは従来の文学部と同じく、哲学・歴史学・文学・人間科学の4つのコースの中の21の専門分野から、1つの専門分野を選んで履修します。
c. もちろん、2年次以降であっても、英語・第2外国語の学習に続いて(あるいは並行して)、第3外国語を習得することができます。また、下記のような英語による日本文化の授業も準備しています。これらは、国際的な場で日本の文化を発信する能力を身につけるという、国際コースの重要な目的に沿ったものです。
・Introduction to Japanese Art and Visual Culture Ⅰ-Ⅱ
・Introduction to Japanese Literature and Languages Ⅰ-Ⅱ
・Introduction to Japanese History Ⅰ-Ⅱ
・Introduction to Japanese Religions and Philosophy Ⅰ-Ⅱ
d. 留学も強く推奨され、旅費援助等のシステムも構築中です。また文学部の一般学生が1年間留学した場合、4年間での卒業はきわめて困難になりますが、国際コース学生が留学すると、期間に応じて留学それ自体に単位が与えられるので、4年間で卒業することも可能になります。
e. 国際コース学生がカリキュラムや留学等について、いつでも相談できるような体制を構築しています。
文学部国際コース概要図

入試について

入試ではAO入試Ⅱを採用し、第1次選抜および第2次選抜をおこないます。
第1次選抜では、提出された調査書、志望理由書の総合評価により選抜をおこないます。
第2次選抜では、第1次選抜の合格者に対し、英語小論文(50点)、英語による個人面接(50点)、ならびに大学入試センター試験(100点)の成績の総合評価により選抜を行います。
入学試験のより詳細な情報や募集要項のダウンロードは、下記URLをご確認ください。
http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/ao2/literature/

FAQ よくある質問

Q.文学部国際コースと共創学部の違いはなんですか。
A. 共創学部では、文系と理系の垣根を超え、さまざまな学部の教員による教育・指導を受けることができます。これに対して文学部国際コースでは、哲学・歴史学・文学・人間科学の4コースに分かれた21の専門分野について、各分野の教員による専門性の高い教育・指導を受けながら、外国語で学び、考え、発信していく力を高めることができます。共創学部が総合的な知の担い手(ジェネラリスト)の養成を目的としているのに対し、文学部は人文学といった専門的な知の担い手(スペシャリスト)の養成を目的としています。そのなかでも特に国際コースでは、国際化に対応できるようなスペシャリストの養成のための環境づくりを進めています。
Q.文学部国際コースと一般の学生はどう違うのですか。
A. 文学部の一般の学生には、外国語運用能力を高めるための独自のカリキュラムは用意されていません。これに対して国際コースでは、Intensive English授業をはじめとする独自の外国語カリキュラムのほか、外国人教員による少人数体制でのゼミやフィールドワークも受講することができます。
Q.文学部国際コースで学ぶとどのようなところに就職できますか。
A. 文学部国際コースは平成30年度にスタートしたばかりなので、まだ卒業生は登場していません。ただ、国際コースに所属している現役生の中には、将来的に発展途上国への支援活動や、東アジア諸国の関係改善に向けた活動に携わりたいという人たちがいます。また、国際機関や団体に限らず、今日では一般企業や公務員を含め、さまざまな分野で国際的な人材が必要とされています。
Q.文学部国際コースの入試は、一般入試とどこが異なっていますか。
A. 文学部国際コースの入試では、AO入試Ⅱ(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/admission/faculty/ao2/literature/)が採用されます。第1次選抜では、提出された調査書、志望理由書の総合評価による選抜がおこなわれます。第2次選抜では、第1次選抜の合格者に対し、英語小論文、英語による個人面接、ならびに大学入試センター試験の成績の総合評価により選抜がおこなわれます。一般入試と大きく異なるのは、個別の筆記試験が課されない点です。
Q.文学部国際コースを受験したら、文学部の一般入試(前期・後期)は受けられませんか。
A. 文学部国際コースを受験し、合格した場合は、文学部の一般入試(前期・後期)を受けることはできません。ただし、不合格だった場合は一般入試(前期・後期)を受けることができます。
Q.文学部国際コースに合格するためには、センター試験でどのくらいの得点率が必要でしょうか。
A. 文学部では、センター試験の得点について、とくにどの程度必要という想定はしていません。第2次選抜では、あくまでセンター試験(100点)と英語での面接・小論文(各50点)の合計点で、合否を判定します。
Q.留学を考えていますが、国際コースの学生にはどのようなメリットがありますか。
A. 文学部の一般の学生の場合、1年間留学すると、4年間での卒業はきわめて困難になります。これに対し、国際コースの学生には期間に応じて留学それ自体に単位が与えられ、1年間の留学をおこなっても4年間で卒業することが可能になります。また、専門性の高い教育を受けているため、留学先でも自分の学ぶ対象や活躍の場所をしっかりと定めることができます。
Q.国際コース以外の文学部は、国際的ではないのでしょうか。
A. 国際コース以外の文学部に入学しても、外国語を学んだり留学したりすることはもちろん可能です。すでに現段階でも、九州大学基金の「海外留学渡航支援」(https://kikin.kyushu-u.ac.jp/outline/list.php?division=2)を受けて留学している一般の学生がいます。また、文学部で学ぶ対象は、世界の多様な地域に及びます。その意味で、文学部自体がもともと国際的な学部といえます。国際コースはそのなかでも、外国語で学び、考え、発信していく能力を育み、身につけることに特化したコースであり、かつ留学に際する支援が充実しています。したがって哲学・歴史学・文学・人間科学に興味をもち、なおかつ留学や国際交流にも積極的に挑戦してみたいという人には、国際コースの方がよりおすすめです。
Q.ネットで検索すると出てくる、「学士課程国際コース(IUPE)」(http://www.isc.kyushu-u.ac.jp/g30/index.html)とは何が違うのですか?
A. 「学士課程国際コース(IUPE)」は、文部科学省「国際化拠点整備事業(グローバル30)」の採択を受け、平成22年10月に九州大学の工学部と農学部で開設された、留学生向けのコースです。文学部国際コースとは制度的に全く別のコースです。
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