第65回美学会全国大会
九州大学(箱崎キャンパス文系地区)|2014年10月11日(土)〜13日(月・祝)
お知らせ
- 2015/3/9
- 『第65回美学会全国大会 若手研究者フォーラム発表報告集』のウェブサイトが開設されました。
以下のリンクよりご覧ください。 - 『第65回美学会全国大会 若手研究者フォーラム発表報告集』
- 2014/10/13
- 第65回美学会全国大会は全日程を終了致しました。
多くの皆様方のご協力ご尽力に厚くお礼申し上げます。 - 2014/10/12
- 台風19号接近のため、懇親会終了時を20時に変更しました
- ワークショップテーマ概要を公開しました
- 2014/10/3
- 司会者、発表会場情報を追加しました
- 2014/9/19
- 見学会参加について詳細を公開しました
- 2014/9/12
- プログラム、発表要旨、大会ポスターを公開しました
- 2014/8/28
- 大会参加案内を公開しました
- 2014/8/25
- 大会日程を公開しました
- 2014/7/22
- 「第65回美学会全国大会」公式サイト開設しました
大会日程
10月11日(土)
- 12:00-
- 受付開始(1Fエントランス)
- 12:50-13:50
- 総会(文系地区中講義室)
- 14:00-15:25
- 研究発表1(文系地区各教室)
- 15:35-17:00
- 研究発表2(文系地区各教室)
10月12日(日)
- 09:40-12:00
- 若手研究者フォーラム(文系講義棟各教室)
- 昼食休憩
- 13:00-15:10
- 研究発表3(文系講義棟各教室)
- 15:30-18:00
- ワークショップ(文系講義棟各教室)
- 18:30-20:00
- 懇親会(理系地区 創立50周年記念講堂内 中央食堂)
10月13日(月)
- 9:50-12:00
- 研究発表4(文系地区各教室)
- 昼食休憩
- 14:00-16:00(予定)
- 見学会「福岡アジア美術トリエンナーレ」(福岡アジア美術館)
プログラム
10月11日(土)午後
【研究発表1】14:00-15:25
〈分科会A〉古代ギリシア(へ)の眼差し(文系地区中講義室)
司会:樋笠勝士(慶應義塾大学言語文化研究所)
1. | 14:00-14:40 | 田中一孝 | プラトン『ティマイオス』篇におけるミーメーシス概念の再検討 |
(京都大学) | |||
2. | 14:45-15:25 | 津上英輔 | メーイのとらえた悲劇のカタルシス |
(成城大学) |
〈分科会B〉自然美の思想(文系講義棟101教室)
司会:平山敬二(東京工芸大学)
1. | 14:00-14:40 | 青田麻未 | アレン・カールソンの自然鑑賞モデル―知 識によって明らかになる美的性質― |
(東京大学) | |||
2. | 14:45-15:25 | 府川純一郎 | アドルノによるシューベルト解釈―エッセ イ『シューベルト』における音楽の自然美 の探求― |
(一橋大学) |
〈分科会C〉身体性(文系講義棟201教室)
司会:椎原伸博(実践女子大学)
1. | 14:00-14:40 | 藤田明史 | 舞踊記譜法からみる舞踊家の身体―映像による記録の可能性― |
(関西学院大学) | |||
2. | 14:45-15:25 | 国清景子 | レンブラント「トビト記連作」における盲目性の表象 |
(関西学院大学) |
【研究発表2】15:35-17:00(文系地区各教室)
〈分科会A〉イメージの詩学(文系地区中講義室)
司会:青木孝夫(広島大学)
1. | 15:35-16:15 | 松下哲也 | ヘンリー・フュースリの詩的模倣における 感情表現 |
(國學院大學) | |||
2. | 16:20-17:00 | 大石昌史 | 見立ての詩学――擬えと転用の弁証法 |
(慶應義塾大学) |
〈分科会B〉写真美学(文系講義棟101教室)
司会:前川 修(神戸大学)
1. | 15:35-16:15 | 槙野佳奈子 | 『ラ・リュミエール』に見る 1859 年フラン ス写真協会の写真展 |
(東京大学) | |||
2. | 16:20-17:00 | 江本紫織 | 写真における時間性と意味成立の関係––時 間経過による撮影者と観者の時間的隔たり の点から |
(九州大学) |
〈分科会C〉建築の美学(文系講義棟201教室)
司会:藤田治彦(大阪大学)
1. | 15:35-16:15 | 小田藍生 | ヴィクトール・オルタ作《ブルグマン病院》 ―外観のデザインに関する考察― |
(早稲田大学) | |||
2. | 16:20-17:00 | 中村 泰士 | 作品、展示空間、観者の意識化:ダニエル・ビュレンの≪分裂小屋≫シリーズについ て |
(成城大学) |
10月12日(日)午前
【若手研究者フォーラム】(当番校共催)9:40-12:00(文系講義棟各教室)
〈会場1〉映画(文系講義棟102教室)
司会:木村建哉(成城大学)
1. | 9:40-10:10 | 閔 スラ | モガに対するまなざし、日本の『痴人の愛』から朝鮮の『迷夢』まで |
(大阪大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 大崎智史 | 『カンバセーション・・・盗聴・・・』におけるメタ映画的側面 |
(神戸大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 永江敬祐 | ロベール・ブレッソンの映画作品における「モデル」の機能 |
(京都大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 西田 純 | レイモン・ベルールの映画理論の展開について |
(東京大学) |
〈会場2〉藝術の境界(文系講義棟101教室)
司会:後小路雅弘(九州大学)
1. | 9:40-10:10 | 矢島真澄美 | 来日英国人ハーバート•ジョージ•ポンティングの写真に見る日本の工芸職人——アメリカ人女性ジャーナリスト、シドモアとの比較を中心に—— |
(東北大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 稲垣里芳 | 20世紀初めのヨーロッパにおける「黒人芸術art nègre」の発見と評価 |
(慶應義塾大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 岩垂なつき | ジェフ・クーンズ作品における「大衆的モティーフ」の役割とその変化について |
(東京藝術大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 伊藤良平 | ジョージ・ブレクトのイヴェント・スコアにおける解釈の揺らぎ――「形式のない芸術」に向かって |
(京都大学) |
〈会場3〉建築・空間のデザイン(文系講義棟103教室)
司会:前田 茂(京都精華大学)
1. | 9:40-10:10 | 平澤宙之 | ヤコブ・ザントナーのミュンヘン・モデルの考察―都市の理想的姿とは何か― |
(前橋工科大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | Scorus Loredana | 日本庭園における時間について |
(京都大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 佐藤紗良 | 19世紀のアルハンブラ宮殿―ラファエル・コントレラスによる修復とその背景― |
(大阪大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 居村 匠 | ゴードン・マッタ=クラーク研究――残されたものを中心に―― |
(神戸大学) |
〈会場4〉美学(会場:文系講義棟201教室)
司会:上石 学(聖心女子大学)
1. | 9:40-10:10 | 加藤喜市 | 「余暇を過ごす愉しみ」をめぐって――アリストテレスの音楽教育論における「快楽」概念の美学的/倫理学的解釈―― |
(東京大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 満井頌城 | 『判断力批判』の「趣味のアンチノミー」における他者論的モーメントとその効用 |
(九州大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 渡邊雄介 | モダニズム絵画における形象の問題―J=F・リオタールの「形象」概念をヒントに― |
(早稲田大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 原 塁 | ジル・ドゥルーズにおける絵画と音楽に関する比較考察——『感覚の論理』を出発点として |
(京都大学) |
〈会場5〉藝術と宗教(文系講義棟202教室)
司会:荻野 哉(大分県立芸術文化短期大学)
1. | 9:40-10:10 | 瀬良万葉 | ローベルト・シューマンの宗教性――「内なる声」におけるその現れ |
(京都大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 村井幸輝郎 | シャルル=ヴァランタン・アルカンの《エスキス》再考―神に捧げられた書、そして音楽理論の書として読み解く― |
(京都大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 坂本真惟 | 《シエナの聖カタリナの神秘の結婚》の図像に関する一考察―ジョヴァンニ・ディ・パオロ作品を出発点として― |
(北海道大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 尹 志慧 | フランシス・ベーコンにおけるトリプティクの成立について―《ある磔刑の足元の人物たちのための三つの習作》(1944)を中心に |
(同志社大学) |
〈会場6〉西洋美術史1(文系講義棟203教室)
司会:青野純子(九州大学)
1. | 9:40-10:10 | 藤井 泉 | ファイト・シュトース《聖ゼーバルト教会磔刑像》——注文の背景をめぐって—— |
(関西学院大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 香月比呂 | ピーテル・ブリューゲル(父)作《死の勝利》に関する一考察 |
(九州大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 湯山彩子 | ピーテル・サーンレダムの《聖バーフォ教会》をめぐる一考察――座る母子のイメージと慈善事業の関係を中心に |
(東北大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 三井麻央 | 19世紀後半のドイツにおける、アルブレヒト・デューラーをめぐる芸術論―ヘルマン・グリムを中心に― |
(岡山大学) |
〈会場7〉西洋美術史2(文系講義棟204教室)
司会:永井隆則(京都工芸繊維大学)
1. | 9:40-10:10 | 河西宏紀 | ミケランジェロ作《バッコス》についての一考察 |
(東北大学) | |||
2. | 10:15-10:45 | 坂井剛史 | C.グリーンバーグの絵画的彫刻 |
(東京大学) | |||
3. | 10:55-11:25 | 福間加代子 | 表現技法における絵画と写真の交差――グスタフ・クリムトの肖像画にみるぼかしを中心に―― |
(京都大学) | |||
4. | 11:30-12:00 | 鶴田悦子 | Henry van de Veldeの世紀末—理論と実践における変遷— |
(大阪大学) |
10月12日(日)午後
【研究発表3】13:00-15:10(文系講義棟各教室)
〈分科会A〉近代美学思想(文系講義棟101教室)
司会:小田部胤久(東京大学)
1. | 13:00-13:40 | 小田昇平 | コンディヤック『人間認識起源論』における分析的方法 |
(大阪大学) | |||
2. | 13:45-14:25 | 桑原俊介 | バウムガルテンの美学における蓋然性と真実らしさ――17世紀中葉以降の学問の拡張と美学の成立条件 |
(東京大学) | |||
3. | 14:30-15:10 | 金田千秋 | シュマルゾウ芸術学の哲学的源泉――運動と演算の十九世紀―― |
(筑波大学名誉教授) |
〈分科会B〉西洋美術史1(文系講義棟201教室)
司会:岡田温司(京都大学)
1. | 13:00-13:40 | 荒木文果 | 共作と競作のはざまで―15世紀のシスティーナ礼拝堂壁画装飾事業におけるボッティチェッリ作《モーセの試練》と《反逆者たちの懲罰》 |
(日本学術振興会特別研究員) | |||
2. | 13:45-14:25 | 秦 明子 | ロレンツォ・デ・メディチの宇宙論的自然観――ポッジョ・ア・カイアーノ正面入口フリーズの解釈をめぐって |
(京都造形芸術大学) | |||
3. | 14:30-15:10 | 宮崎 匠 | フランソワ・トロンシャン『絵画に関する講演』について――18世紀ジュネーヴの美術愛好家とフランス語圏ヨーロッパの絵画論の関係 |
(日本学術振興会特別研究員) |
〈分科会C〉音楽(文系講義棟102教室)
司会:田之頭一知(大阪芸術大学)
1. | 13:00-13:40 | 清水康宏 | 「新ドイツ派」周辺における教会音楽論の展開とその意義 |
(東京大学) | |||
2. | 13:45-14:25 | 垰岡悠希 | 偶然性との格闘――ジョン・ケージ・ショックのなかの高橋悠治―― |
(國學院大學) | |||
3. | 14:30-15:10 | 田邉健太郎 | マーク・デベリース(Mark DeBellis)の音楽知覚論に関する一考察 |
(立命館大学) |
〈分科会D〉テクストと解釈学(文系講義棟202教室)
司会:村上 龍(山口大学)
1. | 13:00-13:40 | 守谷広子 | ロラン・バルトにおける文学の形式――作者の役割の再考に向けて |
(東京藝術大学) | |||
2. | 13:45-14:25 | 河合大介 | アイロニーの解釈からみる作者の意図と作品の意味 |
(東京文化財研究所) |
当番校企画
【ワークショップ】15:30-18:00(文系講義棟各教室)
共通テーマ:「カタる」ヘルメス――藝術を巡る虚実の物語(テーマ概要は後日公開致します)
各分科会概要
分科会1 | 渡辺 裕(東京大学) |
分科会2 | 蜷川順子(関西大学) |
分科会3 | 松田 聡(大分大学) |
分科会4 | 楠本亜紀(非会員、写真評論家) |
10月13日(月)午前
【研究発表4】 9:50-12:00(文系地区各教室)
〈分科会A〉映像学(文系講義棟101教室)
司会:加藤哲弘(関西学院大学)
1. | 9:50-10:30 | 木村建哉 | 古典的物語映画における三度の反復の効果 |
(成城大学) | |||
2. | 10:35-11:15 | 栗原詩子 | 映画『赤い靴』(1948)における乗り物の含意ならびに階段の配置にみられる形式美志向 |
(西南学院大学) | |||
3. | 11:20-12:00 | 古川裕朗 | 21世紀ドイツのナチ映画が描く“良きドイツ国民”像――新旧「白バラ」映画の比較考察を中心に―― |
(広島修道大学) |
〈分科会B〉美学理論(文系講義棟302教室)
司会:吉岡 洋(京都大学)
1. | 9:50-10:30 | 楊 冰 | 王国維の初期の哲学美学思想における明治期の日本の哲学思想の影響 |
(東京大学) | |||
2. | 10:35-11:15 | 武田宙也 | 真理のプロセスとしての芸術——アラン・バディウの芸術論 |
(日本学術振興会特別研究員) | |||
3. | 11:20-12:00 | 岡林 洋 | 「新キニク派の美学」とは誰の如何なる美学か―P.スローターダイクとC.シュリンゲンジーフとの対話を手掛りに |
(同志社大学) |
〈分科会C〉西洋美術史2(文系講義棟201教室)
司会:米村典子(九州大学)
1. | 9:50-10:30 | 松岡佳世 | ハンス・ベルメール作品における〈交換可能性 interchangeabilité〉をめぐって―ミル収容所でのマックス・エルンストとの共同制作から |
(大阪大学) | |||
2. | 10:35-11:15 | 河上春香 | シュルレアリスムにおけるオブジェの両義性――「いざなうもの」から「人形」へ |
(大阪市立大学) | |||
3. | 11:20-12:00 | 髙久 馨 | 不機嫌な女、余裕のない女―ロイ・リキテンスタインの1960年代前半における女性表象について |
(明海大学) |
10月13日(月)午後
【見学会「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」】
集合時間:10月13日(月・祝)13時50分
集合場所:福岡アジア美術館 あじびホール
(福岡市営地下鉄中洲川端駅下車、6番出口より徒歩すぐの リバレインセンター・ビル 8F)
「第5回福岡アジア美術トリエンナーレ2014」を鑑賞するにあたり、同トリエンナーレ芸術監督の黒田雷児氏に展覧会の見所を中心にお話し頂き、その後展覧会を観覧します(入場無料)。
大会受付時に全国大会参加の美学会会員にお渡しする名札が入場券代わりになりますので、必ずご持参ください。
※なお、福岡アジア美術館のご厚意により、美学会全国大会会期中に限り、 全国大会参加の美学会会員は、大会参加の名札提示により展覧会を無料で ご鑑賞頂けます。
大会参加案内
非会員の方は、当日受付にて承ります。
非会員1,000円(ただし聴講のみ可能)
懇親会参加費:一般8,000円、学生5,000円
(学生の方には学生証の提示を求めることがございます)
当日受付にてお支払いの場合は上記の金額となりますが、9月19日(金)までにお振り込みいただいた会員には懇親会参加費を割引致します。詳細につきましてはプログラム同封の振り込み用紙をご覧ください。
※9月20日(土)以降のお振込はご遠慮ください。
10月11日 (土)について、大学生協の理農食堂(理系地区)の営業はありますが、時間が限られて います。
12日(日)に限り、ご希望の方にお弁当を用意いたします。昼食 を希望される方は、同封の振込用紙にて9月19日(金)までにお申込みください。
- 季節柄、ホテルの予約が取り難いことが予想されますので、お早めにご用意ください。
- 研究発表会場の詳細につきましては、大会当日配布の発表要旨集をご参照ください。
- 所属機関長への「出張依頼書」が必要な方は、機関名・所在地・ 機関長名を明記の上、 以下の美学会本部宛てに9月11日(木)必着でお申し出ください。
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学研究室内
e-mail: office@bigakukai.jp
会場アクセス
所在地
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1(九州大学箱崎キャンパス文系地区)交通アクセス
【地下鉄】地下鉄貝塚線 箱崎九大前駅下車、徒歩約10分。
(下記リンクには貝塚駅とありますが、福岡空港・博多駅方面からは 1駅前の箱崎九大前駅をご利用ください)
【バス】
九大北門下車、徒歩約2分。
☆詳細なアクセス情報は以下のウェブページをご覧下さい。
九州大学文学部 交通アクセス