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センター長挨拶

人文科学研究院附属 言語運用総合研究センター長
上山 あゆみ

人文科学研究院(文学部)に所属する教官の多くは、言葉に関わる研究に長年の間従事しております。人間にとって、言葉は思考のツールであり、お互いのコミュニケーションの手段でもあります。また人類の貴重な知恵を次の世代に伝えるための情報源ともなっています。言葉の運用、すなわち、人間はどのように言葉を使っているのかを総合的に研究していくのが、この言語運用総合研究センター(以下、センター)の目的です。ですから、我々教官にとって、何らかの社会貢献が可能であるとすれば、それは「ことば」をキーワードにしたものであると思っています。

具体的には、言語聴覚士の方々や、ことばに関わる教育をなさっている教員の方々(国語や英語の先生方)を、学術面でサポートすることによって、社会貢献につなげていければと考えています。

また、センターでは、東アジアとの連携を重視しております。特に、日・中・韓の3カ国において、言語運用に関してどのような活動・研究が行われているのかに関する情報を、収集・整理していきたいと思っております。

今後とも、御支援・御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。


設置目的

言語運用に関する学術的・実践的な知見を総合的に集約するためのプロジェクトを企画・推進することによって、言語研究の進展を図り、併せて、専門的知識を応用して実践的・国際的な社会貢献ができる人材の育成を目的とする。


事業内容

    1. 言語運用に関する様々な研究の実施(平成15年度より継続)
    大学院生や助教などの若手研究者が、自らの問題意識に基づいて、様々な研究プロジェクトを企画・実行することで言語運用の諸相を解明する。

    2. STサポートプロジェクト(平成15年度より継続)
    ことばに関する様々な問題を抱えている人々への助言・指導・リハビリ等の支援を行う言語聴覚士 (Speech Therapist, ST) に対する学術面でのサポートを行う。このプロジェクトでは特に、STの職務に関連する学際的な研究成果についてセミナーや講演会を実施する。

    3. 教員サポートプロジェクト(平成19年度より新しく実施)
    小学校・中学校・高等学校等の教員を対象に、日本語やその他関連する言語に関する情報や研究成果を提供するためのセミナーや講演会を実施するプロジェクト。学術情報や研究成果を応用することで、言語の教育的側面への貢献を目指す。

    4. 東アジア連携プロジェクト(平成15年度より継続)
    例えば、中国・上海においては、爆発的な人口の増加によって、様々な地域や社会階層に属する人々からなる多層的な言語運用の諸相が見られる。東アジア(日中韓等)における、こうした多様な言語の運用(使用)に関する研究の情報交換と共に国際共同研究を促進する。