巡検記録2018


 唐津・呼子巡検 (2018.10.27)



【ルート】
今回の巡検は、2年生が主体の初めての巡検ということで、唐津と呼子を巡りました。まず、呼子港に集合し、朝市を堪能しました。その後、呼子線跡に赴き、トンネルや高架橋の遺構を散策した後、再び呼子港に戻り、唐津市街地へ移動しました。市街地では、まず旧唐津銀行の建物の内部を見学した後、曳山展示場で唐津くんちの曳山(やま)を見物しました。その後、城下町を東に進み、旧高取邸の内部を巡り、唐津城で記念撮影を行いました。唐津駅まで移動した後、解散となりました。

【発表テーマ】
・呼子朝市
・呼子線跡
・倭寇
・唐津くんち
・旧高取邸
・唐津城

【感想】
2年生主体の初めての巡検でしたが準備と当日の両面で多くの課題を残す結果となりました。スケジュール管理などこれからの巡検をより良くするために活かしていきます。
呼子に関しては、資料では朝市が衰退しているとの記述が目につきました、実際に現地を訪れると思ったよりも来客で賑わっているという印象を受けました。これから様々な施策が活かされていくかどうか注視していきたいと思います。 唐津では江戸期・明治期の歴史と文化に触れることができました。市を挙げて観光PRに力を入れていることを感じ取ることができました。唐津くんちに次ぐ新たな観光資源の柱の登場を期待したいと思います。


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 中津巡検(集中講義) (2018.7.28)




7月下旬に,伊藤達也先生(法政大学)を迎えて行われた集中講義の一環として,大分県中津市を巡検しました。河童伝説,干潟に生息するカブトガニ,地域の偉人である福澤諭吉という中津市のシンボルとなる人物・生物に触れ,開発によらない地域振興の可能性を探りました。

【ルート】
JR日豊本線・中津駅に集合。マイクロバスで自性寺,福澤諭吉旧居・福澤記念館,円応寺をめぐり,小祝漁港で弁当の昼食。午後は中津干潟での干潟観察会に参加し,中津城を経由してJR中津駅で解散。

【巡検テーマ】
「河童とカブトガニと福澤諭吉」

【感想】
ちょうど中津祇園でまちが華やかになっているなかで,開発によらない地域振興に向けたストーリーの可能性を実感しました。メインである干潟観察のプログラムでは,NPO法人水辺に遊ぶ会が,カブトガニをシンボル生物として,行政・企業・研究者・子どもたちなどを巻き込みながら,多様な主体による多様な活動を展開していて,持続可能性のヒントを垣間見た気がしました。
なお,本巡検にあたっては,木ノ下素信様ほか,中津市の皆様に多大なるご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。


より大きな地図で 2018.7.28 中津巡検 を表示


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 新宮相島巡検 (2018.6.23)



【ルート】
今回の巡検は,新宮町のなかでもアツいエリアである,相島と新宮中央駅周辺を回りました.西鉄新宮駅で集合.立派な海岸林を見ながら砂浜を進み,渡船場へ.町営渡船で20分弱で相島に到着.積石塚や朝鮮通信使客館跡を巡り,真珠養殖場を臨みつつ,あちこちにたくさんいるネコたちとふれあう.本土に戻り,新興住宅地を通り抜け,新宮中央駅へ.大規模店舗が建ち並ぶ東口周辺を巡り,沖田中央公園で解散.

【発表テーマ】
・新宮・相島概要
・新宮の海について
・Hanagurise
・Cat Island
・Korean Missions to Ainoshima Island
・相島における真珠養殖
・相島・新宮の集客
・新宮町の明日を考える
・新宮町の開発

【感想】
今回は「変容する町 新宮」というテーマを設定し,これまでの新宮を知り,新宮のこれからを考えるというの目的のもとで巡検を行いました.福岡市のベッドタウンとして著しい発展を遂げている新宮.また,SNS等で拡散され"ネコの島"として一躍有名となった相島.これらを様々な視点から見つめ,これからの未来,どのように展開していくかを考察しました.近年,急激な発展を遂げてきたため,持続可能性が不安視されますが,実際に街を歩いてみて,その発展ぶりに圧倒される部分もありましたが,行政が中心となり,節度ある開発,効率的な自治体の運営を念頭に置いてまちづくりが行われているということを伺い知ることができました.相島では,訪日外国人を中心とした観光客に対応する一方で,観光に傾斜しすぎず,これまでどおりの生活を続けるという理想的な観光地の姿を見ることができました.


より大きな地図で 2018.6.23 新宮相島巡検 を表示


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 箱崎巡検 (2018.4.21)



【ルート】
今回の巡検は、地理学研究室40周年記念巡検ということで、今夏でお別れとなる本学箱崎キャンパスとその周辺を巡りました。また、この春新たに配属された新2年生の歓迎巡検ということで、キャンパスウォッチングもあわせて行いました。今回は通常の巡検とは違い、参加者多数ということで、1班、2班と2つのグループに分かれての巡検となりました。 1班は、集合場所である文学部会議室を出発し文系中門からキャンパス外へ。西鉄福岡市内線の貝塚線の跡地を転用した道路を辿り、東区役所まで。 筥崎宮の参道を浜側から陸側へ進み、社殿や筥松をみた後、裏参道から旧箱崎駅記念碑へ。妙見通りを北上し現箱崎駅。ここから、某先生の提案により計画していたルートを一部変更しつつ、米山弁財天やきんしゃい通り、網屋町電停跡を通り、網屋天神へ。 懐かしの飲食店の前を通りつつ、大学通りで正門まで戻り、キャンパス内へ。旧工学部本館や五十周年記念講堂、旧大型計算機センター、元寇防塁などを紹介しつつ進み、貝塚門を通り、桑畑前で解散。 2班は、概ね1班と逆のルートで、先にキャンパス内をまわり、正門から学外へ。箱崎駅や筥崎宮をめぐり、文系中門まで戻ったところで解散。 途中、網屋天神で両班が鉢合わせた際に、集合写真を撮影。

【発表テーマ】
・筥崎宮
・箱崎の交通
・住宅地図からみる箱崎地区の40年
・箱崎の食
・九州大学箱崎キャンパス

【感想】
まず始めに、お忙しい中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。非常に多くの方々にご参加いただき、感激いたしました。おかげさまで問題なく日程を終えることができました。心より感謝申し上げます。
今回は、これまでの巡検とは違い、新入生の歓迎に加えて、研究室の40周年記念行事として行うということで、これまで以上に気合が入る巡検でした。また、始めから開催地が箱崎に決まっており、また参加される方々のほうが絶対に箱崎については詳しいという特異な状況であり、計画段階からなかなかやりづらい、一筋縄ではいかない雰囲気がありました。制限時間4時間で、キャンパスと箱崎の街をどれだけまわれるか、いかに参加される方々を楽しませることができるか、新入生に巡検を教えることができるか。至らない部分が多々あったかもしれませんが、やれることはやったように思います。
キャンパス内に関しては、理系地区の建物の解体がだいぶ進んでおり、およそ保存される建物の紹介に終始しました。改めて見て回ると、ほとんど九大の痕跡が残らないということがわかり、なんとも寂しい限りです。移転後にどう開発されていくのか、注視したいところです。
箱崎の街は、常に変わり続けているという印象を受けました。交通機関や飲食店、マンション・ビルなど様々な視点から見つめましたが、どれも一定しておらず常に変わり続けています。かつては学生街としての様相をみせていたこの街も、通っていた店はなくなり、新しい道ができ、見慣れたはずの景色がどんどん変わっていきます。九大の移転もまた、この街に大きな影響を及ぼすことでしょう。

箱崎キャンパスとは2018年夏にお別れすることになります。賛否両論あるとは思いますが、もう決まってしまったことは仕方がありません。残りわずかの箱崎でのキャンパスライフを楽しみつつ、やがて訪れる伊都での新生活に希望を見出すべく、精進します。

最後になりましたが、この巡検にご参加、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。


より大きな地図で 2018.4.21 箱崎巡検 を表示


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