九州大学独文学会

特色

 本会は、1987年4月25日に設立されたドイツ語学文学研究に関する学術団体です。九州大学文学部独文学研究室に拠点を置き、春に研究発表会を開催し、秋に機関誌『九州ドイツ文学』を発行しております。以下、本会の特色です。

① 開かれた学会 本会は、設立当初より、「九州大学」の独文学会ではなく、「九州の大学」の独文学会として活動しており、事実、九大独文研究室出身者以外の方々が多数入会されております。
② 後進の指導 本会では後進の指導に力を入れております。平成元年以降、「ドイツ語学文学振興会賞」4名、「日本ゲーテ協会会長賞」1名、「九州大学人文科学府長賞」1名、「九州大学文学部同窓会賞」2名、「九州大学独文学会賞」6名が、それぞれ受賞の栄に輝きました。その後、優秀な若手会員が次々に全国各地で専任職を得て活躍をしております。
③ 国際的評価 機関誌『九州ドイツ文学』はドイツで公刊される国際書誌情報誌「Germanistik」の書誌情報対象誌に選ばれており、本機関誌の掲載論文はすべて自動的に国際的評価の対象になります。本会の活動が国際的評価を得た結果です。

役員

代表幹事 小黒康正
幹事 金山正道、石橋邦俊、岩本真理子、野口達人、堺雅志、武田利勝
事務局 村上浩明(庶務)、木田綾子(会計)
原稿審査委員 安藤秀國、岩本真理子、大野寿子、尾張充典、堺雅志、嶋崎啓、田口武史、竹岡健一、田野武夫、中島邦雄、安岡正義、行重耕平
編集委員 武田利勝(編集長)、Marcus Conrad、村上浩明、下薗りさ、水守亜季、 木田綾子、日高雅彦、野村優子、馬場崎聡美

事務局連絡先

〒812-8581福岡市東区箱崎6-19-1
九州大学文学部独文学研究室内 九州大学独文学会 事務局

機関誌『九州ドイツ文学』の目次

第29号(平成27年秋発行)
〔論文〕
・ An die Hinterbliebenen. Die Erzählungen Der Tod des Junggesellen, Andreas Thameyers letzter Brief und Der letzte Brief eines Literaten von Arthur Schnitzler als Scheitern der Selbstinszenierung Verstorbener durch letzte Worte. (André Reichart)
・ ユーリウス・マイアー=グレーフェの芸術観 『近代芸術発展史』序文を手がかりとして(野村優子)
・ ベルテルスマン読書愛好会の「二段階販売システム」 ――「現代的」ブッククラブの主要特徴――(竹岡健一)
・ 依存関係文法における任意の3格(馬場﨑聡美)
〔書評〕
・ 田口武史著『R・Z・ベッカーの民衆啓蒙運動――近代的フォルク像の源流』(嶋田洋一郎)
〔翻訳〕
・ ルードルフ・カスナー『ロダンの彫刻に関する覚書』(小黒康正訳)

第28号(平成26年秋発行)
〔論文〕
・ マルティン・ルターによる新約聖書の翻訳――ギリシア語νέκρωσις の訳出をめぐって――(広松淳)
・ 1945年以前のドイツにおける「ブッククラブ」と伝統的な書籍販売(竹岡健一)
・ 動詞の添加語に関する一考察 語用論の観点から(馬場崎聡美)
〔翻訳〕
・ ルードルフ・カスナー『ロバート・ブラウニングとエリザベス・バレット』(小黒康正訳)

第27号(平成25年秋発行)
〔論文〕
・ ドイツにおける「書籍学」――概観とマインツ大学書籍学研究所に関する事例研究――(竹岡健一)
・ Verführungen des Fremden. Erotischer Exotismus in Elias Canettis Die Stimmen von Marrakesch. (Sascha MONHOFF)
・ 『パレストリーナ』との出会い――トーマス・マン『非政治的人間の考察』の転回点――(坂本彩希絵)
〔翻訳〕
・ ルードルフ・カスナー『セーレン・キルケゴール 箴言風に』(小黒康正訳)
〔書評〕
・ 小黒康正著『水の女――トポスへの船路』(森田團)
・ 大野寿子編『超域する異界』(田口武史)
・ 福元圭太・嶋﨑啓著『ドイツ語 不定詞・分詞』(瀧田恵巳)

第26号(平成24年秋発行)
〔論文〕
・ 動詞と形容詞の結合価変動と類似性(馬場崎聡美)
・ 新たな試みとしての枠物語 ―ゲーテ『ドイツ避難民の談話』について―(木田綾子)
・ 「ドイツ家庭文庫」における図書提供システムと「信念のきずな」のかかわりについて(竹岡健一)
・ 近代日本のドイツ美術受容 ―第一次世界大戦までの間接的受容―(野村優子)
・ 孤独化するディレッタント ブールジェ、マン、カスナーの場合(小黒康正)
〔翻訳〕
・ ルードルフ・カスナー『ディレッタンティズム』(小黒康正訳)
〔書評〕
・ 石川栄作訳『ニーベルンゲンの歌』(前・後編)(嶋﨑啓)
・ 古川昌文・西嶋義憲編『カフカ中期作品論集』(稲元萠)
・ 森田團著『ベンヤミン――媒質の哲学』(尾張充典)

九大独文学研究室  〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1  tel: 092-642-2407

Copyright c 2012, Kyushu University Dokubungaku Kenkyushitsu. All right reserved.