中世史部会開催のお知らせ【12/2(土)】

2023年11月5日

各位

九州史学研究会中世史部会

 晩秋の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

 九州史学研究会では下記の通り中世史部会を開催いたします。奮ってご参加くださいますようお願いいたします。


日 時  2023年12月2日(土) 10:00 ~ 17:00

場 所  福岡市健康づくりサポートセンター 研修室D
     (福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号)

研究発表

①藤立紘輝氏(九州大学大学院博士後期課程)
 「中世における太宰府天満宮の祭礼と政治権力」

 【参考文献】

  • 佐伯弘次「大内氏の筑前国支配―義弘期から政弘期まで―」(川添昭二編『九州中世史研究第1輯』文献出版、1978年)
  • 筑紫豊「神幸祭と「竹の曲」について」(太宰府天満宮文化研究所編『菅原道真と太宰府天満宮』下巻、吉川弘文館、1980年)
  • 伊東裕介「太宰府天満宮神幸式大祭と大江匡房」(『國學院大學伝統文化リサーチ・センター研究紀要』第2号、2010年)

②佐藤凌成氏(北九州市立自然史・歴史博物館)
 「筑前麻生氏の系譜関係について」

 【参考文献】

  • 川添昭二「室町幕府奉公衆麻生氏について」(同『九州中世史の研究』吉川弘文館、1983年、初出1975年)
  • 有川宜博「麻生家延と花尾城合戦」(『北九州市立歴史博物館研究紀要』5、1997年)
  • 有川宜博「麻生隆実と麻生氏竪系図」(『北九州市立自然史・歴史博物館研究報告B類歴史』第4号、2007年)

③兒玉良平氏(太宰府市公文書館)
 「戦国期南九州地域の対外交流と禅僧」

 【参考文献】

  • 福島金治「室町期の日向国の社会と文化」(『宮崎県史通史編中世』、1998年)
  • 伊藤幸司「地域権力の外交文書起草と禅僧」(同『中世日本の外交と禅宗』、吉川弘文館、2002年、初出1998年)
  • 伊藤幸司「大内氏の琉球通交」(『年報中世史研究』28号、2003年)

 ご参加の方は下記フォームより事前の申込をお願いいたします。

部会参加申し込みフォーム:https://forms.gle/f9zNMh98tWNnAsnK9

会場地図

備考

  • オンラインでの配信は行いません。
  • 研究発表終了後、天神周辺での懇親会を予定しております。
  • 研究発表は当日の飛び入り参加・途中退席可能ですが、懇親会については、予約等の都合上、原則事前に参加申込されている方に限定させていただきます。
  • ご不明な点等ございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

九州史学研究会 中世史部会
Email:tyuseibukai.kyushushigaku★gmail.com
    (★を@に置き換えてください)
担当:松尾大輝

中世史部会開催のお知らせ

甚暑の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
九州史学研究会では下記の通り中世史部会を開催いたします。奮ってご参加くださいますようお願いいたします。


日 時 2023 年 8 月 26 日(土) 10:00~17:00
場 所 九州大学西新プラザ和室(福岡市早良区西新 2-16-23)

研究発表

① 進竜一郎氏(九州大学大学院修士課程)
 「鎌倉期宇佐宮造営における「造営奉行人」の再検討」

【参考文献】
田中健二「鎌倉幕府の社寺造営―宇佐八幡宮を中心として―」(川添昭二編『九州中世史研究 第1輯』文献出版、1978 年)
前田英之「鎌倉期造宇佐宮役の研究」(同『平家政権と荘園制』吉川弘文館、2017 年)

② 藤立紘輝氏(九州大学大学院博士後期課程)
 「中世後期における大内氏の動向と筥崎宮」

【参考文献】
佐伯弘次「中世後期の博多と大内氏」(『史淵』第121号、1984年)
川添昭二「『正任記』に見える大内政弘の博多支配と寺社」(同『中世・近世博多史論』海鳥社、2008、初出1998.2000年)
佐伯弘次「中世都市博多の総鎮守と筥崎宮」(『史淵』第149号、2012年)

③ 村山緑氏(九州大学大学院博士後期課程)
 「16 世紀後半における戦国大名大友氏と博多」

【参考文献】
西村圭子「大友氏末期における筑前支配形態の変遷」(『大伸類博士喜寿記念史学論文集』日本女子大学史学研究会、1962年)
堀本一繁「戦国期博多の防御施設について―「房州堀」考―」(『福岡市博物館研究紀要』第7号、1997年)
佐伯弘次「中世都市博多の発展と息浜」(久留島典子・榎原雅治 編『室町の社会』(東京堂出版、2006 年、初出1987年)

備 考

終了後、西新周辺での懇親会を予定しております。諸事手配の都合上、ご出席予定の方は、下記リンク
より事前申込をお願いいたします(当日の飛び入り参加、途中退席も可)。
ご不明な点等ございましたら、下記連絡先までお問い合わせください。

部会参加申込フォーム: https://forms.gle/8CVNyEmtmESyUZie9

【連絡先】
九州史学研究会 中世史部会
Email:tyuseibukai.kyushushigaku★gmail.com
※★を@にご変更ください
担当:松尾大輝

近現代史部会開催のお知らせ

来る7月30日(日)に下記の通り近現代史部会を開催します。
なお、本部会は対面・オンライン会議となりますので、オンライン参加希望の方は部会長または九州史学研究会事務局までメールでご連絡をお願いいたします。URL等を追って連絡いたします。

日  時  令和5年7月30日(日)14時00分~17時00分〔予定〕
場  所  九州大学箱崎サテライト 旧工学部本館3階 第一会議室
報  告  田中佑氏(九州大学大学院) 「枢密院人事に関する基礎的研究:人選・任命手続き・兼任を中心に」
      角英里華氏 「昭和戦前期の会津会」

(ご来場の際の注意点)
・工事のため正門の通行ができません。正門より東へ100メートルほど行ったところに通用門があります。
・通用門側の守衛所で入構のお手続きをお願いいたします。
・車での入構ができません。公共交通機関でご来場ください

近現代史部会(オンライン)開催のお知らせ

向暑の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、来たる7月16日に近現代史部会を開催いたします。なお、本部会はzoomによるオンライン会議となります。

ご参加を希望される方は、九州史学研究会事務局メールアドレス(サイト右部参照)までご連絡ください。


日  時  令和4年7月16日(土)15時~16時30分〔予定〕

報  告  田川理彩氏(九州大学大学院)

題  目  「福岡県における地方改良運動と民衆」

参考文献
 宮地正人『日露戦後政治史の研究』東京大学出版会、1973 年
 有泉貞夫「明治国家と民衆統合」『岩波講座日本歴史』17、岩波書店、1976 年
 大島美津子『明治国家と地域社会』岩波書店、1994 年
 小股憲明『近代日本の国民像と天皇像』大阪公立大学共同出版会、2005 年
 見城悌治『近代報徳思想と日本社会』ぺりかん社、2009 年
 平山昇『鉄道が変えた社寺参詣』交通新聞社、2012 年


中世史部会(オンライン)開催のお知らせ

盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、来る8月28日(土)に中世史部会を開催致します。詳細は以下の通りです。



日 時:2021年8月28日(土)15:00~

会 場:オンライン会議室(Zoom)

報告者:村山緑氏(九州大学大学院人文科学府修士課程)

題 目:「筑前・筑後国における高橋紹運の軍事編成と権限」


【参考文献】 

川添昭二「高橋紹運・岩屋合戦小考」(『中世九州の政治・文化史』海鳥社、2003年、初出1999年)


ご参加を希望される方は、専用フォームhttps://forms.gle/onJ4qZxivKn7GuDh7より、お名前・メールアドレスをお知らせください。

博多研究会・九州史学研究会中世史部会合同書評会のご案内

盛夏の候、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

九州史学研究会中世史部会では、博多研究会と合同で、下記の要領にてオンライン書評会を開催することとなりました。

書評会では、2人の著者も交えて討論を行う予定です。

ご参加を希望される方は、専用フォーム(https://forms.gle/PbsGPrnQZYJdD8Y86よりご登録をお願いします。



      記

【日時】2021年9月4日(土)13:00~

会場】オンライン会議室(Zoom)

スケジュール】  

 主旨説明  荒木和憲氏(国立歴史民俗博物館) 

 書  評  大庭康時『博多の考古学ー中世の貿易都市を掘る』ー文献史学とのクロスオーバー 
       山内晋次氏(神戸女子大学)
 

 書  評  伊藤幸司『中世の博多とアジア』  
       水野哲雄氏(文化庁)
 

 コメント  佐伯弘次氏(九州大学名誉教授) 

 全体討論


締め切りは、9月2日(木)です。お早めの登録をお願いします。

諸事ご多用な中とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいましたら幸いです。

中世史部会オンライン開催のご案内




向暑の候、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
新型コロナ禍の中、通常とは異なる生活を送られていることと存じます。

小会の事務局がある九州大学は、一時は大学閉鎖状態でしたが、緊急事態宣言の解除以来、大学への出入りも若干ながら緩和されました。

さてそのような中、来る7月11日(土)に下記の通り、九州史学研究会中世史部会を開催致します。
新型コロナの影響により、今回はオンラインでの開催と致します。


参加をご希望の方は、事前に事務局までお問い合わせください。


        記

日時:2020年7月11日(土)15時~
報告:伊藤 幸司 氏(九州大学大学院比較社会文化研究院)
題目:「中世の九州西岸路と南島路」


【参考文献】
佐伯弘次2003「室町後期の博多商人道安と東アジア」『史淵』140
上里隆史・深瀬公一郎・渡辺美季2005「沖縄県立博物館所蔵『琉球國圖』―その史料的価値と『海東諸国紀』との関連性について―」『古文書研究』60
佐伯弘次2006「『海東諸国紀』の日本・琉球図と「琉球国図」」『九州史学』144
榎本渉2007「元末内乱期の日元交通」『東アジア海域と日中交流』吉川弘文館
橋本雄2007「中世の国際交易と博多」『前近代の日本列島と朝鮮半島』山川出版社
柳原敏昭2014「中世の交通と地域性」『岩波講座日本歴史』第7巻、中世2、岩波書店
大庭康時2019「貿易陶磁器と国内流通」『港津と権力』山川出版社
中村翼2020「琉球王国の形成と東アジア海域世界」『グローバルヒストリーから考える新しい大学歴史教育』大阪大学出版会

九州史学研究会第1回歴史資源部会開催のご案内(12/7)

会員各位

下記日程のどおり第1回歴史資源部会を開催いたしますので、お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。

九州史学研究会事務局

九州史学研究会歴史資源部会 第1回研究会開催のご案内

 九州史学研究会は博物館学芸員や文書館、自治体史編纂などに関わる会員が多く、これまでに『九州史学』創刊50周年記念事業の一環として、特集号『博物館の現在と未来―指定管理者制度をめぐって―』(148号)を刊行し、その後も特集号『近世大名展をつくる/みる』(158号)を発刊するなど議論を重ねてきました。また2015年度総会においては、古代史・中世史・近世史・近現代史の4部会に加えて、如上の諸問題に関する意見交換や情報共有、議論の深化を図るため、「(仮称)特設部会」の設置を提案し、承認されました。

 2016年4月の熊本地震は歴史資料や文化財の被害も大きく、救出や復旧が緊要な課題となりました。同年6月に「特設部会」は熊本地震に関する情報交換会を開き、被災資料を救出するための後方支援体制と方法の構築が不可欠であることを確認しました。そこで九州史学研究会が当面の窓口となって、支援活動への参加者を登録・募集する「熊本地震被災歴史資料レスキューサポート」を設置しました。ここで「特設部会」に区切りをつけ、2018年度大会で「特設部会」を改称し「歴史資源部会」を設置することが承認されました。

 このたび歴史資源部会の第1回研究会を下記の要領で開催することになりましたので、ご案内いたします。多くの方々にご出席賜りますようお願い申し上げます。

1 日 時  2019年12月7日(土) 13:30~18:00
2 会 場  九州大学旧工学部本館4番教室(福岡市東区箱崎6-10-1)
3 内 容  「歴史資源」の射程と方法           ※時間は質疑を含む
(1)報 告 日比野利信氏(北九州市立自然史・歴史博物館) 13:35~14:35
       博物館法の此岸と彼岸を超えて
        ―文化庁のクラスター形成支援事業と北九州市―
(2)報 告 杉山未菜子氏(福岡市文化財活用課)      14:45~15:45
       文化庁の「歴史文化基本構想」支援事業と福岡市
(3)講 演 中村 尚史 氏(東京大学社会科学研究所)    16:00~17:30
       総合地域調査とオーラルヒストリー
       ―東京大学社会科学研究所の釜石調査より―
(4)情報交換会                      17:30~18:00
       講演・報告および部会運営に関する意見交換
       その他の情報提供
4 参加料  300円
5 問合せ先 九州史学研究会歴史資源部会長 日比野 利信
        メールアドレス hibino-t@csf.ne.jp

 ◎全日程終了後の18:15から懇親会を行うように予定しています。

九州史学研究会近現代史部会開催のご案内(11/23)

会員各位

下記日程のどおり近現代史部会を開催いたしますので、お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。

九州史学研究会事務局

1.日 時  2019年11月23日(土・祝)15:30~17:30
2.場 所  福岡市博物館2F・講座室3
3.報告者  高久彩氏      
「 明治初期の博物館における「埋蔵物」の収集 ―人骨の取扱に関する「博物館」と教育博物館との比較を通じて―」
 なお、部会終了後には近辺で懇親会を予定しております。

九州史学研究会近現代史部会のお知らせ(10/12)

会員各位

下記日程のどおり近現代史部会を開催いたしますので、お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。

九州史学研究会事務局

1.日 時   2019年10月12日(土)14:30~17:30
2.場 所   福岡市博物館2F・講座室3(福岡市早良区百道浜3-1-1)
3.報 告   ①前田修輔氏「戦後日本の国葬―「終焉」への道程に着目して―」     
       ②伊東かおり氏「「国際派」議員と選挙―戦間期における中村嘉寿と「移民県」鹿児島を事例に―」