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授業案内(2018年度)

九大西洋史学研究室での勉強について
 西洋史学研究室は、文学部の2-4年生の学部生、および人文科学府の修士および博士課程の院生によって構成されます。ともに、同じ学問の仲間として、ある時は切磋琢磨し、ある時は助け合いながら、勉強を続けています。西洋史学研究室の教育プログラムは、以下のものから構成されています。

1)論文
 いずれの課程にあっても、最終的には、学術研究論文の提出が求められます。学術研究とは、以下の3点を用件とします。

1.先行研究の網羅的フォローが行われており、この作業を前提として、問題が設定されていること。
2.オリジナルな史料研究が行われていること。
3.テーマにとって重要な文献を精読していること(欧米語で書かれた書籍、論文等)。


 西洋史学の場合、当然ですが、日本語にもっぱら依拠した作文は、学術的な性格を持つとは判断されません。最終的な論文主題の決定は、各学生に委ねられていますが、選択されたテーマの領域に応じて、専任教員が、論文完成までの各段階で、相談・指導にあたります。学部生については、「卒業論文構想発表会」が、「公開」にて行われる伝統があります。

 なお、九大西洋史学研究室は、戦前からの長い伝統を誇りますが、スタッフの数や予算等の問題から、あまりに広大な時期・地域を覆うに十分な蔵書構築にいたっていません。ある程度充実した分野としては、ドイツあるいはフランス中・近世史、ドイツを中心とする現代史等があげられます。論文主題の決定にあたっては、論文完成までの期間、必要な資料の収集可能性等を十分熟慮してください。

2)授業
 論文を準備するための訓練の場として、さまざまな授業が用意されています。具体的には、以下のものがあります。

1.教員が、みずからの研究の最前線を伝える「講義」・「特論」。
2.学生と教員が一緒に、史料や文献を検討する「演習」・「研究」。
3.学生が、みずからの調査・研究について報告する「実習」・「論文指導」。

授業のほとんどは、外国語テクストについて、あるいは外国語テクストをもとに行われます。学期中は、当然ですが、完全に外国語漬けの毎日となります。授業のかなりのものは、学期末にレポートの作成が要求されます。長期休暇期間も、勉強から離れる訳にはいきません。

(3)研究室外との連携
 大学での学問は、関心や専門を同じくするさまざまな人々との切磋琢磨や支え合いによって成り立つ世界です。九大西洋史では、非常勤講師をお願いしている学内外の研究者のほか、研究室OB,OGをはじめとする近隣に在住する西洋史研究者、さらには関係研究機関、学会(詳細はリンクを参照)と連携しています。特に、九州西洋史学会若手部会では、学部生、大学院生の積極的な参加や発表が望まれます。

西洋史研究マニュアル
 卒業論文を書くのに必要な、文献収集の仕方や情報整理の方法など、西洋史研究の基本を紹介しています。
 →西洋史研究マニュアル



開講科目一覧(学部・大学院)

2018年度の文学部・人文科学府の開講科目は、こちらのリンクから時間割とシラバスを参照できます。



九州大学大学院人文科学府
西洋史学研究室

〒819-0395
福岡市西区元岡744
イースト1号館6階 B-610
TEL. 092-802-5091