Managing the historic resources in the public interest under the global and information-oriented context

研究成果報告report

2019年度研究成果年次報告書

 「資料と公共性」研究会2019年度研究成果年次報告書が刊行されました。以下のリンクからPDFファイルをダウンロードすることができます。

 http://hdl.handle.net/2324/2557155

目次

0.「資料と公共性」共同研究の趣旨と2019年度の活動

1.シンポジウム「公共歴史学、公共考古学の射程 ―歴史実践と資料―」

 藤川 隆男 「21世紀の歴史学とパブリック ―IMBY/【インターネット・アニメ・モノ・アート・デジタル】・ヒストリー―」
 岡崎 敦 「公共歴史学とはなにか」
 市澤 哲 「藤川報告へのコメント」

2.研究会 「パブリックアーケオロジーの射程:背景、成立、現状」

 松田 陽 「パブリックアーケオロジーと公共性」
 岡村 勝行 「考古資料と公共性 ―現代考古学の日欧比較から考える―」
 中島 康比古「パブリックアーケオロジーを参照しながらアーカイブズ(学)について考える」

3.講演会 「フランスにおけるアーキビスト養成(過去、現在、未来): 学問的、社会的および政治的課題」

 オリヴィエ・ポンセ 「フランスにおけるアーキビスト養成―過去、現在、未来―」
 清原 和之 「イギリスにおける情報管理専門職(アーキビスト/レコード・マネジャー)の現代的変容」
 岡崎 敦 「フランス共和国におけるアーカイブズおよびアーキビスト養成制度」

4.個別論考

 村野 正景 「「学校所在資料」という概念の意義―資料のステークホルダーの把握に向けた概念準備―」

執筆者紹介

2018年度研究成果年次報告書

  「資料と公共性」研究会2018年度研究成果年次報告書が刊行されました。以下のリンクからPDFファイルをダウンロードすることができます。

 http://hdl.handle.net/2324/2230688

目次

0. 「資料と公共性」共同研究の趣旨と活動目標

1. キックオフ研究会
 岡崎 敦「資料と公共性 ─なにが問題か―」
 市澤 哲「公共のなかの人文学/公共性をつくりだす人文学」
 石田栄美「大学におけるオープンデータ推進に関する課題」
 後小路雅弘「「とはすかたり ─文学部の肖像─」展ができるまで」

2. シンポジウム「オープンデータと大学」
 岡崎 敦「オープンデータと大学 ―問題の射程―」
 中村 覚「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業におけるオープンデータに関する取り組み」
 南山泰之「研究データ管理の動向及びデータ利活用に向けた課題整理」
 畑埜晃平「くずし字のオープンデータとその活用」
 林 豊「オープンデータにおける「責任」と「無責任」」
 清原和之「シンポジウム「オープンデータと大学」へのコメント―アーカイブズ学の視点から―」

 3. 研究会「学校資料」
 村野正景「文化遺産/情報資源の公共的管理/活用の新たなあり方に関する提案 ―学校資料と学校―」
 岡崎 敦「「学校資料」の射程」

4. 個別論考
 中島康比古「資料と公共性、それを支えるコトとヒト」
 清原和之「アーカイブズ学と公共歴史学に関する研究動向―「アーカイブ」とその「活用」を問い直す―」

執筆者紹介


contact

岡崎 敦 (OKAZAKI Atsushi)

九州大学大学院
人文科学研究院西洋史学研究室
統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻(LSS)

E-mail: okazaki@lit.kyushu-u.ac.jp

〒819-0395
福岡市西区元岡744

Tel. & Fax: 092-802-5008 (教員室)
;092-802-5091(西洋史学研究室)