大学院(人文科学府)で学ぼうと思うみなさんへ

九州大学中国文学研究室は、全国でも屈指の中国文学研究機関として注目されています。
特に古典研究に重点がありますが、古代から近現代までの幅広い視野を持った研究を志す若人が集まり、
日々切磋琢磨しています。
アジアの伝統文化を深く理解し、志を高く、その精華を新しい時代に継承してゆくべく、
若い皆さんを新しい仲間に迎えることを切望します。


*取り組むべきテーマ:

 特に中心とすべき時代や作家、作品などに限定はありませんが、
 その問題が「核」となって、幅広く中国の文学史(および文化史)について、
 新しい見解を示すことができるテーマを求めます。
 単に旧来の研究の轍を踏襲するだけの「借り物のテーマ」では研究はできません。
 そのためには、専門とする時代やジャンルのみに限らない幅広い知識が前提となります。
 既刊の『中国文学史』についての概説書を数冊読破しておくことをお勧めします。

*出身大学・国籍等は一切不問です:

 これまで中国文学(および漢文学)について専門に学んで来なかった方でも、
 入学は可能です(研究生として1年間在籍することも可能です)。
 出身大学や国籍等も一切不問です。熱意と努力、そして如何なる問題にも
 関心を持って取り組むことができる飽くなき探求心で頑張ってください。
 ただし、演習や論文執筆の段階では、正確な学術用語(日本語)を使いこなせることが必要です。
 『日本中国学会報』や『東方学』等、専門の学術誌の論文に平素より触れてください。
 漢文訓読については、「大学入試センター試験」レベル相当の読解力を求めます。
 中国語についても、基礎レベルの会話、作文、読解能力を求めます
 (大学で少なくとも2年以上履修し終えたレベル)。
 以上のレベルは、国籍を問わない観点から、日本人学生のみならず、留学生にも同様に求めます。

*学資の問題:

 入学後は、一定の自習時間を確保するため、過度のアルバイトは禁止します(週6時間以内)。
 そのためにも学費の減免申請や各種奨学金の獲得を奨励します。
 特に留学生の場合、本人に十分な学資が確保できているかを入学時に確認します。