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年次大会

入会



西日本社会学会第75回大会のお知らせ

開催日時

2017年5月13日(土)〜14日(日)

開催場所

松山大学
〒790-8578
愛媛県松山市文京町4-2
TEL 089-925-7111(代表)
https://www.matsuyama-u.ac.jp/

歓迎の言葉


松山大学 山田富秋

 第75回西日本社会学会大会は、2017(平成29)年5月13日(土)、14日(日)に愛媛県松山市の松山大学で開催されます。会員のみなさまのご来訪を心から歓迎いたします。
 恒例により松山大学の紹介をさせていただきます。松山大学は松山出身の実業家である新田長次郎翁の多大なる寄付により1923年、私立で7番目の高等商業学校として開学し、その後、松山経済専門学校、松山商科大学を経て、平成元年に松山大学となりました。現在では、経済学部、経営学部、人文学部、法学部の文系4学部の他に、6年制薬学部を擁する5学部からなる、学生数約6千人の私立大学です。人文学部には学部創立当初から社会学科が置かれ、本学会会員では故山口弘光先生の業績を記憶されている方が多いと思います。現在は、退職された千石好郎先生の他、小松洋先生と水上英徳先生が学会員です。
 学会の開催場所は、これまでの文京キャンパスに隣接し、昨年オープンした新しい樋又キャンパスです。松山大学ホームページをご覧になれば、落ち着いたトーンで統一された建物が紹介されています。一階は社会との交流の接点と位置づけられ、社会連携事務室とキャリアセンターが置かれています。また、公的なイベントにも使用できる、中庭と一体になったアカデミック・ソーシャル・コモンズという空間も配置されています。2階以上は教室・演習室と研究室になっています。学会はすべてこの建物の2階で行い、懇親会は1階のレストラン「ル・ルパ」で行います。なお、このレストランは土日も営業しておりますので、昼食を利用できます。学会開催中の昼食については、1階レストラン以外にも、大学周辺に複数のコンビニエンスストアがあり、アクセスも便利です。
 愛媛県松山市の紹介については、道後温泉を中心に全国的に観光案内がすでになされておりますので、ここでは簡単に紹介します。松山市では、坂の上の雲記念館のある松山城周辺、石手寺や正岡子規記念館のある道後温泉周辺、それに、古くからの港町である三津浜周辺が定番です。さらに近年、地域活性化の一環として、サイクリング道としての「しまなみ海道」の整備が進んでいます。レンタル自転車もありますので、今治まで足を伸ばすことができる会員は、ぜひ体験されてみてはいかがかと思います。また、内子町や宇和島市も観光に力を入れており、松山と違った雰囲気の南予もお薦めです。
 みなさまに松山大学の学会大会会場でお会いすることを楽しみにしております。

交通案内

松山大学へのアクセスは松山大学ホームページをご参照ください。
https://www.matsuyama-u.ac.jp/guide/campus/bunkyo/

参加・発表申し込みについて

 本大会への参加をご希望の方は、西日本社会学会ニュース郵送時に同封の葉書にてお知らせ下さい。懇親会の参加についてもご記入されるよう、お願いいたします。また、不参加の方も、その旨ご連絡下さい。自由報告の発表を希望する方は、同じ葉書で発表題目をそえてお申し込み下さい。多数のご参加をお待ちしております(メールでも対応いたします)。期限に遅れた申し込みは受理できませんので、締め切り厳守でお願いいたします。

 発表申し込み締め切りは、3月17日(金)必着です。


シンポジウムの概要

熊本地震と社会学――被災のリアリティと政策形成を繋ぐ視点


 「平成28年(2016年)熊本地震」より半年以上が経ち、被災地では今後の復旧・復興の方路とその内容をめぐる議論の最中にあります。その中で課題となるのは、東日本大震災と同様に、震災の「被害」が多面的・多層的にあらわれているということです。熊本地震においても、徳野貞雄前会長が早期の段階で【マチとムラの複合的震災】と表現したように、住民生活の性質が異なる地域にまたがった被害にあり、復興への政策にはそれぞれの地域における住民生活のあり方、集落、住民の状況、さらには住民やNPOなどによる地域活動の状況把握が肝心です。また、被災地の状況は初期段階から中期、さらには長期へと時間の経過とともに、課題もニーズも変転するのであり、その時々の諸局面をアクチュアルに捉え政策に反映させていくことが必要です。さらに、震災は高齢者・障害者などの見えにくいニーズをクローズアップし、既存の地域社会における排除の局面を顕在化させもします。
 被災状況の多面性・多層性は、私たちに社会問題の社会的知覚の過剰とともに不足をもたらしているのかもしれません。被災地を「生きていく場」としている人びとの労働や生活、協働等々に根ざした具体的な問題や関心とのズレを埋めていく作業が必要です。また、そのような「生きていく場」を「維持していく/いけない」のせめぎ合いの渦中を生きている人びと自身では、知覚することが困難な身近な現実もあると思われます。
 このような問題意識のもと、シンポジウムでは、災害の初期・中期・長期的スパンであらわれる、みえる/みえにくい諸課題に、これまでの社会学(とりわけ社会調査)の蓄積をふまえ、いかなるアプローチが可能であり、また求められているのかを議論したいと考えています。震災当初における住民の避難状況をはじめ、農村集落、ツーリズムなどのテーマを切り口にした内容を予定しています。

 報告者及び報告題目
  稲月正(北九州市立大学)
     「見えにくい」生活課題の把握と行政への働きかけ――「よか隊ネット」の活動から――
  藤本延啓(熊本学園大学)
     西原村における被災・復興の個別性と全体性
  米田誠司(愛媛大学)
     日常と非日常のはざまで――由布院温泉にみる震災対応と復興――
  徳野貞雄(トクノスクール・農村研究所)
     農とクラシの中間支援組織の形成過程とその課題――「ふるさと発復興会議」を軸として――
  
 討論者
  松本貴文(下関市立大学) 横田尚俊(山口大学)

 司会
  堤圭史郎(福岡県立大学)

 (文責:堤圭史郎)

 (登壇者の所属は、2017年4月現在のものです)

問い合わせ先

連絡は以下までお願い致します

〒812-8581
福岡市東区箱崎6-19-1
九州大学文学部社会学・地域福祉社会学研究室内
西日本社会学会事務局
092-642-2426
sociowest@lit.kyushu-u.ac.jp
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