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年次大会

入会



西日本社会学会第77回大会のお知らせ

開催日時

2019年5月25日(土)〜26日(日)

開催場所

佐賀大学本庄キャンパス
〒840-8502
佐賀市本庄町1
Tel. 0952-28-8113(代表)
http://www.saga-u.ac.jp/

歓迎の言葉



交通案内

佐賀大学本庄キャンパスへのアクセスは佐賀大学ホームページをご参照ください。
http://www.saga-u.ac.jp/access/index.html

参加・発表申し込みについて


決定次第ご案内いたします。


シンポジウムの概要

災害研究と社会学

 学会事務局から災害をテーマとしたシンポジウムの企画について打診を受けました。それによると、東日本大震災、さらには熊本地震の発生を受けて、西日本社会学会でも災害社会をテーマとした企画を何度か試みたが、なかなか議論が深まらなかった。しかし、災害の発生は決して異常なことではなく、人類史以来の宿命ともいえるもので、私たちの社会の存立は本来災害を前提に考えざるを得ないものである。この当たり前のことが当たり前になっていない社会学の現状は好ましいものではない。社会学の立場からする災害研究の理論的課題は何なのか。次年度のシンポジウムをそういったことを議論する場にできないか、といった申し出でした。そうした企画の趣旨は私としても大いに賛同できるもので、コーディネート役をお引き受けした次第です。
 災害研究はどうすれば社会学に内部化できるのか。考え方として、大きく2つあると思います。1つは、災害研究に固有の方法論や理論を整備し、独立したディシプリン(「災害社会学」)の確立を目指すという方向です。欧米の災害研究には多かれ少なかれそうした志向があり、一定の理論的な系譜が存在します。もう1つは、災害を社会診断の観点として位置づける方向です。災害という危機の局面に照準することで、平時には等閑視されがちな社会の構造や矛盾が照らしだされる場合があります。社会分析のそうした方法論的観点の側面を重視し、災害研究を既存の連字符社会学に内部化するという方向です。日本の災害社会学的研究にはこうした立場に立った研究が多いように思います。
 シンポジウムでは、こうした2つの考え方の接点を探りたいと考えています。すなわち、一方で欧米における災害研究の理論的系譜をあらためて概観してみる。他方で、災害研究のそうした諸理論が社会学の既存の関連領域(都市社会学、環境社会学、農村社会学)にとってどのような意味をもつものなのかを検討し、その理論的接点を探るという方向です。さいわい、この線に沿って議論するのに適した人選をすでに済ますことができました。予定している登壇者は以下の通りです。

 司会   三隅一人(九州大学)
 討論者  西村雄郎(大谷大学)  松本貴文(下関市立大学)
 報告者  室井研二(名古屋大学) 田中重好(尚絅学院大学) 牧野厚史(熊本大学)

 大まかには、田中氏と室井は災害研究の立場から社会学との接点を、牧野氏、西村氏、松本氏には環境社会学、都市社会学、農村社会学の立場から災害研究との接点を考えて頂くという筋立てを考えています。司会とコーディネートは守備範囲が広い三隅氏にお願いしました。報告者の報告題目は次号のニュースでお知らせする予定です。今回のシンポジウムが災害研究のノーマライゼーションをすすめる一助になることを願っています。
 
 (文責:室井研二)

問い合わせ先

連絡は以下までお願い致します

〒819-0395
福岡市西区元岡744
九州大学文学部社会学・地域福祉社会学研究室内
西日本社会学会事務局
092-802-5287
sociowest@lit.kyushu-u.ac.jp
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