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年次大会

入会



西日本社会学会第77回大会のお知らせ

開催日時

2019年5月25日(土)〜26日(日)

開催場所

佐賀大学本庄キャンパス
〒840-8502
佐賀市本庄町1
Tel. 0952-28-8113(代表)
http://www.saga-u.ac.jp/

歓迎の言葉

佐賀大学 藤村美穂
 西日本社会学会第77回大会を、2019年5月25日(土)、26日(日)に佐賀大学・本庄キャンパスにて開催させていただくことになりました。みなさまのご来訪、ご参加を心より歓迎いたします。
 佐賀大学は、1949年に旧制佐賀高等学校と佐賀師範学校、佐賀青年師範学校を包括して佐賀大学(旧)として設立され、2003年には佐賀医科大学と統合、2016年には県立有田窯業大学校を統合し、現在6学部(教育・芸術地域デザイン・経済・医・理工・農)、約7,000人の在学生からなります。
 交通の便がよくない地にありますが、自然環境は豊かで、大会が開催される5月の終わりころは、有明海ではムツゴロウが活発に動き始め、佐賀平野では麦刈りの全盛期です。大学から少し西や南に車を走らせると、広大な佐賀平野に美しい麦秋の景色が広がっているころです。また、特産のたまねぎも収穫時期の真っ最中、直売所にはおいしい玉ねぎがずらりと並んでいると思われます。
 しかしこのように明るくのどかな風景とは逆に、農業・農村の直面する問題は大きく、それが産業や生活だけではなく、山や農業用水路、下流の有明海の環境にも影響を及ぼしかねず、社会学として考えなければならない題材が山積しております。厳しい農村事情と同様、大学の経営や施設管理事情もまた以前の国立大学時代のようにのんびりしたものではなくなりつつあり、車での入校に料金(200円/日)が必要になり、また施設の有効利用として外部団体への積極的な貸し出しが行われており大会当日も全学が資格試験の会場となっている中での開催でございます。さらに、4月からは構内全面禁煙となることも、愛煙家の先生方にとっては少し不便かもしれません。その一方で、大学の正門や西門周辺にはコンビニエンスストアや弁当屋があり、食堂もいくつかあるなど、下宿学生が多い地方大学ならではの便利さもあります。
 佐賀大学で大会を引き受けるのもはじめてのことであるため、至らない点もあるかもしれませんが、農村社会問題や都市・農村問題などを学ぶ国内外からの学生たちも多く、彼らがこの学会をきっかけに視野を広げ社会学への関心を深めてくれることを期待するとともに、多くの方の参加をお待ちしております。

交通案内

佐賀大学本庄キャンパスへのアクセスは佐賀大学ホームページをご参照ください。
http://www.saga-u.ac.jp/access/index.html

参加・自由報告の申し込みについて

 本大会での自由報告をご希望の方は、ニュースに同封の葉書にて報告題目を添えてお申し込み下さい。多数のご参加をお待ちしております。
 申し込み締め切りは、3月25日(月)必着です。締め切り厳守でお願いいたします。

 なお、新規入会をご希望の方は、入会申し込みと同時に自由報告の申し込みを行うことができます。入会申込書に必要事項をもれなく記入し、報告者氏名、所属、報告題目、報告に使用する機器を記した自由報告申込書(様式自由)を添えて、学会事務局まで郵送してください。この場合も申し込み締め切りは、3月25日(月)必着です。


シンポジウムの概要

災害研究と社会学

 学会事務局から災害をテーマとしたシンポジウムの企画について打診を受けました。それによると、東日本大震災、さらには熊本地震の発生を受けて、西日本社会学会でも災害社会をテーマとした企画を何度か試みたが、なかなか議論が深まらなかった。しかし、災害の発生は決して異常なことではなく、人類史以来の宿命ともいえるもので、私たちの社会の存立は本来災害を前提に考えざるを得ないものである。この当たり前のことが当たり前になっていない社会学の現状は好ましいものではない。社会学の立場からする災害研究の理論的課題は何なのか。次年度のシンポジウムをそういったことを議論する場にできないか、といった申し出でした。そうした企画の趣旨は私としても大いに賛同できるもので、コーディネート役をお引き受けした次第です。
 災害研究はどうすれば社会学に内部化できるのか。考え方として、大きく2つあると思います。1つは、災害研究に固有の方法論や理論を整備し、独立したディシプリン(「災害社会学」)の確立を目指すという方向です。欧米の災害研究には多かれ少なかれそうした志向があり、一定の理論的な系譜が存在します。もう1つは、災害を社会診断の観点として位置づける方向です。災害という危機の局面に照準することで、平時には等閑視されがちな社会の構造や矛盾が照らしだされる場合があります。社会分析のそうした方法論的観点の側面を重視し、災害研究を既存の連字符社会学に内部化するという方向です。日本の災害社会学的研究にはこうした立場に立った研究が多いように思います。
 シンポジウムでは、こうした2つの考え方の接点を探りたいと考えています。すなわち、一方で欧米における災害研究の理論的系譜をあらためて概観してみる。他方で、災害研究のそうした諸理論が社会学の既存の関連領域(都市社会学、環境社会学、農村社会学)にとってどのような意味をもつものなのかを検討し、その理論的接点を探るという方向です。さいわい、この線に沿って議論するのに適した人選をすでに済ますことができました。予定している登壇者は以下の通りです。

 報告者および報告タイトル

  室井研二(名古屋大学)
   方法としての災害社会学―理論的系譜の再検討―

  田中重好(尚絅学院大学)
   社会学から災害をどう研究するのか、社会学は災害研究の成果をどうフィードバックするのか

  牧野厚史(熊本大学)
   災害と農林漁業―「やはり」と「まさか」の災害論―

 討論者  西村雄郎(大谷大学)  松本貴文(下関市立大学)

 司会  三隅一人(九州大学)
 
 (文責:室井研二)

問い合わせ先

連絡は以下までお願い致します

〒819-0395
福岡市西区元岡744
九州大学文学部社会学・地域福祉社会学研究室内
西日本社会学会事務局
092-802-5287
sociowest@lit.kyushu-u.ac.jp
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