文学部 人文学科 哲学コース
哲学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
哲学史講義 VIII
History of Philosophy (Lecture VIII)
講義題目  日常的対象の存在論
准教授 倉田 剛
科目ナンバリングコード: LET-HUM2158J
講義コード: 16055600
2016 後期
毎週 金曜2限
箱崎 202 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/4/1 (13:49)
授業の概要 存在論はこの世界のカテゴリー的構造に関する一般的学であるが、いくつかの試みを除けば、日常的世界の分析を十分な仕方で行ってきたとは言い難い。この講義では日常生活の中で出会う身近な存在者(工業製品、芸術作品、制度的対象など)に焦点をあて、それらについての存在論的分析を行う。

(This course aims to develop ontological analysis concerning "ordianary objects" which we encounter in every-day life.)
キーワード : 存在論、日常的対象、人工物、芸術作品、制度
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-f [批判的討論]
批判的な討論を通して、自らの意見をより客観的視点から組み立てる姿勢を養うことができる。
現代哲学者たちの論証を批判的に吟味し、自らの異論を提出することができる。 現代哲学者たちの論証を批判的に吟味することができる。 現代哲学者たちの論証を理解することができる。 現代哲学者たちの論証を理解することが困難である。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
講義された内容を建設的な仕方で他分野の議論に応用することができる。 講義された内容を他分野の議論に応用することができる。 講義された内容から他分野の議論を連想することができる。 講義された内容から何も連想することができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 毎回資料を配布する。
参考書 : その都度指定する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 日常的対象の存在論とは何か(1)
3 日常的対象の存在論とは何か(2)
4 日常的対象の存在論とは何か(3)
5 まとめ
6 人工物と形而上学の問題(1)
7 人工物と形而上学の問題(2)
8 人工物と形而上学の問題(3)
9 まとめ
10 芸術作品の存在論(1)
11 芸術作品の存在論(2)
12 まとめ
13 社会的・制度的対象の存在論(1)
14 社会的・制度的対象の存在論(2)
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-f
[批判的討論]
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
出席
授業への貢献度
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時受け付けるが、事前に予約することが望ましい。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)