文学部 人文学科 哲学コース
倫理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 万一受講生が多すぎる場合は倫理学専攻の学生を優先する。
倫理学基礎論講義 III
Basic Theories of Ethics (Lecture III)
講義題目  倫理学基礎論講義 III 
本務なし(西南学院大学非常勤講師) 中本 幹生
科目ナンバリングコード: LET-HUM2173J
講義コード: 16054101
2016 前期
毎週 水曜2限
箱崎 202 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/4/7 (18:02)
授業の概要 この授業では、倫理学の基礎的知識を獲得することを目的として、古代から近代までの倫理・哲学思想を概観する。初学者向けの倫理学・哲学史の解説であるゆえに、個々の哲学者・思想家の思想についての細部の理解や正しい解釈は何かといった細かな議論には立ち入らず、教科書的な解説にとどめる。

(This lecture course is designed to introduce students to the history of ethics and philosophy. This course dose not provide details of each ethical and philosophical thought, but the necessary fundamental knowledge for beginners. )
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(公民)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
古代から近代にいたる倫理学・哲学思想を理解した上で、その視点から現代社会の諸問題を理解することができる 古代から近代ににいたる倫理学・哲学思想を理解した上で、現代社会の諸問題を考えてみようとする姿勢をもつ。 古代から近代ににいたる倫理学・哲学思想をよく理解できる。 古代から近代ににいたる倫理学・哲学思想をある程度理解できる。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
古代から近代にいたる倫理学・哲学思想を、各々の違いを把握しつつ、かつ総合的に関連づけて理解できる。 古代から近代にいたる倫理学・哲学思想の、各々の違いと関連性を、概ね把握することができる。 古代から近代にいたる倫理学・哲学思想の関連性を把握することができる。 古代から近代にいたる倫理学・哲学思想の、各々の違いを断片的に把握している。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
各倫理学・哲学思想の思考法を十分に理解・把握することができる。 各倫理学・哲学思想の思考法を理解・把握することができる。 各倫理学・哲学思想の思考法を概ね理解・把握することができる。 各倫理学・哲学思想の思考法についてある程度知識をもつ。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 適宜授業中に指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ソクラテス以前
2 自然法と実定法
3 プラトンの倫理・哲学思想
4 アリストテレスの倫理・哲学思想
5 ストア派とエピクロス派
6 中世の倫理・哲学思想
7 デカルトの哲学
8 近代の自然法思想
9 イギリス経験論(1)
10 イギリス経験論(2)
11 カントの倫理学・宗教論
12 善と美の関係(1)
13 善と美の関係(2)
14 シラーにおける善と美
15 功利主義

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B2-a
[総合把握力]
B_B1-g
[論理的思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の前後

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)