文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 学生数を限定し、超過した場合は専攻学生を優先する
仏教学演習 III
Buddhist Studies (Seminar III)
講義題目  インド仏教史を学ぶ
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード: LET-HUM3225J
講義コード: 16051600
2016 後期
毎週 月曜2限
箱崎 印哲研 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/9/17 (10:17)
授業の概要  仏教を理解するとは、仏教を歴史的に見ることを学ぶことだ。ユーラシアで2000年以上にわたって続く大きな宗教のいずれを理解する場合にも、一つの宗教を歴史的な視点で見ることが、どうしても必要になる。インド仏教は、特にその多様な展開を知るために、時間をかけて歴史を学ばなければならない。

 インド学を志して印哲研究室に入ったものの、サンスクリット語が未だほとんど読めない学生のため、演習の単位の取得を容易ならしめるため、本年度からサンスクリット語を読まずに日本語のテクストを読むだけで単位が取れる授業を開講することにした。
 この授業ではインド仏教史について深く学ぶ。
 講義ではなく少人数の演習であるため、学生数を6名以内に限定する。(初回の授業で受講学生数が超過した場合、印哲を専攻する学生を優先する。また他の専門分野の学生が参加する場合、サンスクリット語初級を取得した者を優先する)。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge in Buddhology.)
キーワード : インド学
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項  <本科目は宗教文化士( http://www.cerc.jp/ )の受験資格認定科目です。>
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
文献学に基づいて、古典期のインドの人間と社会のあり方を学び、それへの多様なアプローチを理解できる。
文献学に基づき、インド仏教について自分の意見を述べることができる。 文献学に基づき、インド仏教についてよく知っている。 文献学に基づき、インド仏教について理解に努める。 文献学的アプローチや、インド仏教について理解への努力が不十分である。
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献をよく知り、精確に解釈し分析することができる。
専門分野の基本文献を常に精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を大体精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献を部分的に精確に解釈、分析することができる。 専門分野の基本文献をあまり精確に解釈、分析することができない。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を十分正しく身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法をほぼ正しく身に付けている。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けるために努力している。 専門分野に固有の問題設定や研究手法を身に付けることの重要さに気づきつつある。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テクストはPDFで配付する。
参考書 : 授業時に指示する。
授業資料 : PDFで授業資料を配付する(毎回、USBメモリをもってきてください)。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業の進め方の説明
2 原始仏教 1
3 原始仏教 2
4 部派仏教 1
5 部派仏教 2
6 初期大乗 1
7 初期大乗 2
8 中期大乗 1
9 中期大乗 2
10 後期大乗 1
11 後期大乗 2
12 インド仏教通観 1
13 インド仏教通観 2
14 インド仏教通観 3

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
出席
授業への貢献度
小テスト
期末試験

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 5回休むと、自動的に単位を得られなくなります。
学習相談 学習相談 : 授業終了後など。

授業以外での学習に当たって : 毎週、予習は必要である。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)