文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
インド文献学基礎演習 I
Sanskrit Language and Literature (Seminar I)
講義題目  インド哲学文献講読
筑紫女学園大学人間文化研究所リサーチアソシエイト 川尻 洋平
科目ナンバリングコード: LET-HUM2213J
講義コード: 16052203
2016 前期
毎週 火曜3限
箱崎 印哲研 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2016/2/28 (23:51)
授業の概要 授業の概要:シヴァ教神学文献であるアビナヴァグプタ著『主宰神の再認識反省的考察』(Īśvarapratyabhijñāvimarśīnī)を講読する。授業は、毎回担当学生の主導の下に進める。サンスクリット文献の醍醐味に直に触れることのできる授業である。

(This course aims to familiarize students with the source materials available for the study of ancient India.)
キーワード : サンスクリット
履修条件 : サンスクリット初級文法を終えていること
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
適切な翻訳を提示し、著者の意図を説明することができる。 適切な翻訳を提示することができる。 すべての語の格関係・構文を理解することができる。 単語を調べることができる。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
関係する先行研究の主張の問題点を指摘することができる。 関係する先行研究の主張を要約することができる。 関係する先行研究をひろく蒐集することができる。 関係する先行研究を見つけることができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Īśvarapratyabhijñāvimarśinī of Abhinavagupta: KSTS版およびIyer/Pandey版を使用。
参考書 : The Īśvarapratyabhijñākārikā of Utpaladeva with the Author's Vṛtti, edited by R.Torella. Delhi: Motilal Banarsidass, 2002.
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション:シヴァ教について
2 シヴァ教神学文献の読解:解脱論 演習 授業内容の確認と予習
3 シヴァ教神学文献の読解:解脱論 演習 授業内容の確認と予習
4 シヴァ教神学文献の読解:解脱論 演習 授業内容の確認と予習
5 シヴァ教神学文献の読解:解脱論 演習 授業内容の確認と予習
6 シヴァ教神学文献の読解:認識論 演習 授業内容の確認と予習
7 シヴァ教神学文献の読解:認識論 演習 授業内容の確認と予習
8 シヴァ教神学文献の読解:認識論 演習 授業内容の確認と予習
9 シヴァ教神学文献の読解:存在論 演習 授業内容の確認と予習
10 シヴァ教神学文献の読解:存在論 演習 授業内容の確認と予習
11 シヴァ教神学文献の読解:存在論 演習 授業内容の確認と予習
12 シヴァ教神学文献の読解:宇宙論 演習 授業内容の確認と予習
13 シヴァ教神学文献の読解:宇宙論 演習 授業内容の確認と予習
14 シヴァ教神学文献の読解:宇宙論 演習 授業内容の確認と予習
15 まとめ 授業内容の確認

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 適宜、メールで相談を受けつける

授業以外での学習に当たって : 予習をすること。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)