文学部 人文学科 哲学コース
インド哲学史 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
インド文献学基礎演習 VI
Sanskrit Language and Literature (Seminar VI)
講義題目  初期仏教の聖典語であるパーリ語を学ぶ (パーリ語初級)
教授 岡野 潔
科目ナンバリングコード: LET-HUM2218J
講義コード: 16055702
2016 後期
毎週 金曜3限
箱崎 印哲研 教室
M/J科目 (日本語, サンスクリット)
更新情報 : 2016/3/14 (09:16)
授業の概要  初期仏教の聖典語である、パーリ語文法を一から学ぶ。
パーリ語はスリランカ・東南アジアなどに拡がる所謂「南方仏教」の聖典の言語である。
この言語を学んで、ブッダの言葉を生で味わう経験をしてみよう。

文法の手ほどきから始め、学期の後半は、パーリ聖典のテクストを読む。

(The aim of this course is to help students to understand the ancient culture of indian Buddhism and to master Pali language through the acquisition of necessary skills and knowledge.)
キーワード :
履修条件 : サンスクリット語初級を終えていること
履修に必要な知識・能力 : サンスクリット語初級を終えていること
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
「古典」を、正確に読解し深く理解する能力を身に付けることができる。 「古典」を、ほぼ理解し読解する能力を身に付けることができる。 「古典」を、理解し読解する能力を身に付けるために努力している。 「古典」を、理解し読解する能力を身に付けることの重要さに気づきつつある。
B_B1-c [外国語運用能力]
外国語の運用能力を高め、自らの専門的知識を世界に向って発信できる。
外国語の運用能力を十分に獲得している。 外国語の運用能力を不完全ながら獲得している。 外国語の運用能力の獲得のために努力している。 外国語の運用能力の獲得の仕方を知っている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : テクストは授業参加者にPDFで配布するが、ただし水野弘元の文法書だけは購入する必要がある。
<教科書> 水野弘元『パーリ語文法』、山喜房仏書林。
参考書 : The Pali Text Society's Pali-English Dictionary.
雲井昭善『パーリ語佛教辞典』、山喜房仏書林。
水野弘元『パーリ語辞典』(春秋社)
授業資料 : 授業資料は授業参加者にPDFで配布するので、初回の授業にUSBメモリをもってきてください。

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 パーリ語についての説明。教材や授業の進め方の説明。
2 パーリ語入門 ステップ1
3 パーリ語入門 ステップ2
4 パーリ語入門 ステップ3
5 パーリ語入門 ステップ4
6 パーリ語入門 ステップ5
7 パーリ語入門 ステップ6

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-a
[古典の読解]
B_B1-c
[外国語運用能力]
備考(欠格条件、割合等)
出席
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 5回休むと、自動的に単位を得られなくなります。
学習相談 学習相談 : 授業終了時など。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)