文学部 人文学科 哲学コース 美学・美術史 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Topics in Art and Culture(Lecture VII)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM2278J 講義コード: 16057002 2016 後期 集中 箱崎 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
15世紀ネーデルラント美術には見るものを動かす大きな力があった。その力とは絵画が象徴的なメッセージの描きこまれた「書物」というのではなく、鑑賞者との共感関係を促し、鑑賞者が絵画に新たな意味を見いだしていく方向に開かれていた。ネーデルラント絵画は鑑賞者が見るという感性的な体験を通して、個人をつくりだしていく装置にほかならなかった。装置として機能したネーデルラント絵画について、15世紀から17世紀まで見ていきたい。 (The aime of this class is to show that the Netherlandish paintings have great power to move the viewers. The paintins are not the "book" written in of a symbolic message, but promoted the sympathic relations with the audiences, and what onlookers will find the new meanings in them. The Netherlandish paintings were open to such a direction. The Netherlandish paintings were nothing but the device which created individuals through the sensitive experiences that the viewers look at.Students will have a chance to familiarize themselves to learn the Netherlandish paintings with such a characteristics. ) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : ネーデルラント絵画、ファン・エイク、ボッス、ホルツィウス、レンブラント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
開講時期は、2016年12月12-15日。【注意】平成25年度以前の入学者は「美学美術史講義XVIII」に読み替えて履修登録してください。なお、同じ科目名の講義を既修の者は履修登録出来ません。
教職 : 資格 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 参考書 : 授業資料 : 講義中に必要なものは配布する。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : できるだけ美術館、博物館に足を運んで実際に作品に接するようにしてほしい。また実物を目にすることのできない時代、地域の作品については図版を通して丹念に見る習慣をつけてほしい。そして、描かれた作品について言葉で語れるようにしてほしい。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |