文学部 人文学科 歴史学コース
考古学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
考古学講義 XIV
Archaeology (Lecture XIV)
講義題目  考古学講義XIV 島の先史学
鹿児島大学国際島嶼教育センター教授 高宮 広土
科目ナンバリングコード: LET-HUM4414J
講義コード: 16057008
2016 後期
集中
箱崎 共同演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/2/29 (16:39)
授業の概要  この講義では先史時代におけるヒト(主にホモ・サピエンス、現生人類)と島嶼(とうしょ)環境について紹介する。長い人類の歴史の中でヒトはいつ頃から島で生活をし始めたのであろうか。先史時代における島嶼環境とヒトを研究する意義は何であろうか。この講義では、太平洋や地中海などの島々についても言及するが、奄美・沖縄諸島を中心に講義を進めていきたい。日本列島の周縁に位置する島々ではあるが、この地域の世界レベルにおける重要性などを伝えたい。

( This class will introduce the relationship between islands environment and human beings, mainly focusing on Homo sapiens. While we have a long history, when did they begin to colonize islands? What is the significance of studying the relationship between humans and islands in the prehistoric times? While the class will introduce islands of the Mediterranean and Oceania, it will focus more on the Amami and Okinawa archipelagos. While these islands are located in the periphery of the mainland of Japan, they have very important world level prehistoric data.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
本講義では人類学的・生態学的なアプローチを含むので、このようなアプローチも理解してもらいたい。
異なるアプローチの特徴・利点などを理解し、それらを過去を理解するために、応用できる。  異なるアプローチの特徴・利点を把握し、それらが過去を理解するために利用できることを修得する。  過去を理解するためには多様な方法があること、その原理などを理解する。  異なるアプローチの方法などを理解する。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし、
参考書 : 必要に応じて資料を配布する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業の説明。
2 島嶼(とうしょ)環境とヒト
3 島嶼(とうしょ)環境とヒト
4 島嶼(とうしょ)環境とヒト
5 琉球列島の先史時代
6 琉球列島の先史時代
7 狩猟採集民について
8 狩猟採集民について
9 狩猟採集と農耕
10 奄美・沖縄諸島の先史時代
11 奄美・沖縄諸島の先史時代
12 奄美・沖縄諸島の先史時代
13 奄美・沖縄諸島の先史時代
14 奄美・沖縄諸島の先史時代
15 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 30%ほど。
授業への貢献度 50%ほど、積極的な意見を望む。
小テスト 20%ほど

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)