文学部 人文学科 歴史学コース
西洋史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
(H27年度以前入学者)ヨーロッパ史講義 III
European History (Lecture III)
講義題目  西欧中世の文化環境 ー文化と教育の諸形態
教授 岡崎 敦
科目ナンバリングコード: LET-HUM2433J
講義コード: 16055105
2016 前期
毎週 金曜2限
箱崎 交流@ 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/3/10 (12:11)
授業の概要 西欧中世における「文化」や、その継承としての「教育」に関する諸問題を概観する。
近年の歴史学研究においては、政治や経済、社会現象のあり方自体を「文化」として論じる傾向が強まっている一方、社会学や人類学等の発想や視点の有効性も問われている。
ここでは、特有なかたちで洗練された文字文明の社会である西欧中世の文化環境について論じる。具体的には、リテラシー環境、書物と読書行為、学校制度、法・行政と実務、「文学」などのトピックを取り上げながら、「異文化」としての西欧文明への理解を促す。

(This course provides an in-depth examination of specific aspects of European Medieval History. The course also touches on relevant topics in the Cultural and Literate History.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質をある程度理解できる。 人文学の基礎知識を持つ。 人文学の基礎知識に不足する。
B_B1-g [論理的思考能力]
文献などの収集能力およびフィールドや実験などの研究能力と、それを系統立てて整理する論理的思考能力を、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。
研究の理論的、実証的聖香に関する論理的思考能力を備えた上で、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へ活用できる。 研究の理論的、実証的聖香に関する論理的思考能力を備えた上で、各研究分野と中等高等教育分野のほか、様々な職種へある程度活用できる。 研究の理論的、実証的聖香に関する論理的思考能力を備えている。 研究の理論的、実証的聖香に関する論理的思考能力を備えていない。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。 知識を総合的かつ有機的に把握する能力をある程度身に付ける。 知識を総合的かつ有機的に把握することの重要性を理解できる。 知識を総合的かつ有機的に把握することの重要性を理解できない。
B_C-d [興味関心の幅広さ]
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲をある程度持つ。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けることの重要性を理解する。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けることの重要性を理解できない
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 授業中に参考文献目録を配布する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 序論
2 1.リテラシー環境
3 2.学校制度
4 3.固有の「文学」の形成
5 おわりに

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B1-g
[論理的思考能力]
B_B2-a
[総合把握力]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : オフィスアワーの他、個別のランデブ(要事前予約)によって対応する。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)