文学部 人文学科 歴史学コース
西洋史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
必修
対象学年:
対象学部等: 専攻学生に限る。
(H27年度以前入学者)ヨーロッパ史実習 I
European History (Practice I)
講義題目  ヨーロッパ史研究入門
教授 岡崎 敦
科目ナンバリングコード: LET-HUM2441J
講義コード: 16052903
2016 後期
毎週 火曜5限
箱崎 演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/3/9 (16:38)
授業の概要  ヨーロッパ史を研究するための基礎を実習する。
 歴史学研究の基盤は、史料の解読と先行研究の理解であるが、これに先立って、概説・概論的知識の獲得および基礎的な技術能力の修得が必要不可欠である。ここでは、卒業論文準備の基礎作業として、以下の三つの課題に取り組む。
 まず第一に、ヨーロッパ史関係の主要テーマ複数について、各自が基礎史料および研究文献を調査し、研究の現状について発表する。第二に、代表的な史料を訳してコメントを加える。最後に、卒業論文作成を念頭において、それぞれ設定したテーマについての史料および参考文献リストを作成し、その解説をおこなう。材料の選択や作業の手がかりなどについては、別個に個別指導を行う。

(This course is designed to introduce students to the discipline of history, the basic principle and theories of the historical science. Attention will be paid to examination of materials, historiography and redaction of report.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。
専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。 専門分野の基礎知識に基づいて、人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチをある程度理解できる。 人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解できる。 人間と社会のあり方とそれへの多様なアプローチを理解することに問題がある。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法をある程度正しく身に付けることができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法について理解することができる。 専門分野に固有の問題設定や研究手法についての理解に問題がある。
B_B2-d [専門的思考方法]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。 専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法をある程度獲得する。 専門分野の内容に関する理解と思考方法を獲得する。 専門分野の内容に関する理解と思考方法を獲得できない。
B_C-d [興味関心の幅広さ]
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。
専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲を持つ。 専門分野のみならず、幅広い知識と教養を身に付けようとする意欲をある程度持つ。 幅広い知識と教養を身に付ける重要性について理解している。 幅広い知識と教養を身に付ける重要性について理解できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト :
参考書 : 授業中に指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 方法論の解説1.研究史と問題設定
3 方法論の解説2.資料調査、分析
4 方法論の解説3.口頭発表と論文執筆
5 学生による発表と質疑討論 演習
6 まとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_C-d
[興味関心の幅広さ]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 50
レポート 50

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : オフィスアワーのほか、個別の面談(要ランデヴ)で対応する。

授業以外での学習に当たって : 学生自身による研究発表、およびレポートの提出

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)