文学部 人文学科 歴史学コース
西洋史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
(H27年度以前入学者)ヨーロッパ現代史演習 IV
Contemporary European History (Seminar IV)
講義題目  ヴァイマル体制崩壊史
法学研究院 教授 熊野 直樹
科目ナンバリングコード: LET-HUM3446J
講義コード: 16051801
2016 後期
毎週 月曜4限
箱崎 演習室 教室
M/J科目 (日本語, German)
更新情報 : 2016/2/25 (11:42)
授業の概要 本演習では、ヴァイマル共和国の通史として定評のあるW・H・ヴィンクラーの『ヴァイマル  1918−1933』を購読します。その際、文法を厳密に踏まえながら、歴史用語や政治用語に注意しながら精読していきます。当時の歴史的状況やヴァイマル共和国史の学説史等を逐次解説していきます。

(This course aims to familiarize students with the published work available for the study of modern Germany, the Weimar Republic. Through an in-depth study of a selected topic in German modern history, students will acquire and develop the practical specialist knowledge and skill needed for research in German studies.)
キーワード : ヴァイマル共和国、民主主義、政治体制
履修条件 : ドイツ語履修者
履修に必要な知識・能力 : ドイツ語中級
特記事項 法学部との共同授業となります。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-c [言葉の理解]
ドイツ語による専門文献を、文法に忠実に、専門用語の意味を正確に把握しながら、正確に理解できる。
ドイツ語によるテキストが、文法に則して正確に理解し、専門用語や政治用語を正確に理解して、テキスト全体を正確に要約できる。 ドイツ語によるテキストが、文法に則して正確に理解し、専門用語や政治用語を正確に理解でき、担当した部分を正確に要約できる。 ドイツ語によるテキストが、文法に則して正確に理解し、専門用語や政治用語を一応正確に理解できる。 ドイツ語によるテキストが文法に則して部分的に理解できる。
B_A-d [資料の理解]
専門分野における資料を、当時のコンテクストを踏まえて、正確に理解できる。
資料をテキストとして正確に理解して、そのコンテクストも正確に理解できる。 資料をテキストとして正確に理解して、そのコンテクストも把握できる。 資料をテキストとしては正確に理解でき、そのコンテクストの存在については認識できる。 資料をテキストして部分的に正確に理解できる。
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野におけるスタンダードな専門文献を、正確に理解することによって、読解力を涵養する。
専門文献を学説史を踏まえて、正確に理解して位置づけることができる。 専門文献を学説史を踏まえて、比較的正確に理解して位置づけることができる。 専門文献を学説史を踏まえて、その位置づけを理解できる。 専門文献を部分的に正確に理解できる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : Heinrich August Winkler, Weimar 1918-1933. Die Geschichte der ersten Deutschen Demokratie, Muenchen 1993.
参考書 : 田村栄子・星乃治彦編『ヴァイマル共和国の光芒―ナチズムと近代の相克―』昭和堂、2007年。
熊野直樹・星乃治彦編『社会主義の世紀―「解放」の夢にツカれた人たち―』法律文化社、2004年。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 テキストの学説史的説明 演習
2 ドイツ語テキストの読解発表 演習
3 テキストをめぐる討論 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-c
[言葉の理解]
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-b
[専門文献の解釈]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 40%ほど。
プレゼンテーション 60%ほど。
出席 4回以上の欠席は除籍とする。

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業終了後。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)