文学部 人文学科 歴史学コース イスラム文明学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
History of Islamic Civilization (Lecture XI)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM4460J 講義コード: 16055910 2016 前期 集中 箱崎 イスラム演習室 教室 M/J科目 (日本語, ペルシャ語) |
授業の概要 |
従来、前近代西アジアにおいては多様な民族集団が緩やかに国家に統合されていたとされてきたが、その実態についてはいまだ研究は進んでいない。この授業では、16世紀以降、オスマン朝とサファヴィー朝の辺境地帯に位置することになったクルド地域が、二つの王朝にどのように統合されていったのかを考察することで、前近代西アジアにおける多民族統合の実態に迫りたい。集中講義の前半では主に講義形式で授業を進め、後半では、関連史料の読解を中心に据える。史料の読解では、ペルシア語やオスマン語の史料を扱うが、英語などへの翻訳を適宜参照できるように配慮する。 (This course will examine the political integration of different ethnic groups into the imperial rule in pre-modern Islamic states. The major focus will be the case of the Kurdish tribes under the Safavids and the Ottomans.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : イスラム、サファヴィー朝、イラン、オスマン朝、クルド人、民族 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 特になし 履修に必要な知識・能力 : ペルシア語やトルコ語についての基本的な文法知識を身につけていることが望ましい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
8月1日から8月5日まで。
教職 : 資格 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 最初の授業の際に配布する。 参考書 : 鈴木董『イスラムの家からバベルの塔へ オスマン帝国における諸民族の統合と共存』リブロポート、1993年 永田雄三・羽田正『成熟のイスラム社会』世界の歴史15、中央公論社、1998年 林佳世子『オスマン帝国500年の平和』(興亡の世界史10)講談社、2008年 授業資料 : なし 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 適宜、メールで質問を受け付ける。 授業以外での学習に当たって : 休憩時間などに適宜対応する。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |