文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
地誌学講義 I
Regional Geography (Lecture I)
講義題目  日本地誌
下関市立大学経済学部准教授 外枦保 大介
科目ナンバリングコード: LET-HUM2747J
講義コード: 16055305
2016 前期
毎週 金曜4限
箱崎 302 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/3/31 (12:31)
授業の概要  グローバル化が進展する現代世界において、日本の諸地域を正確に認識することがますます重要となっている。
 本年度は、日本国内における都市・村落など様々な地域の動態的な地誌をテーマとする。日本の諸地域が、地域の位置や自然環境、資源分布といった地域の初期条件をもとに、近現代において産業や交通の変化にともなって、地域がどのように変化・発展を遂げ、今日に至っているのか、それらの比較を通じて、動態的な地誌について理解を深めてもらいたい。
 必要に応じて、講義内容に関係する時事的事項を扱う。

(This lecture course focuses on topographies of various regions in Japan in order to provide an overview of the basic perspectives and concepts of regions in geography.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
講義の知識に加えて、専門的な文献に当たるなどして、他地域と比較して、日本の様々な地域の地誌を、批判的視点から理解し十分に説明できる。 講義の知識に基づいて、日本の様々な地域の地誌をある程度理解し説明できる。 講義の知識に基づいて、日本の様々な地域の地誌をある程度理解している。 講義の知識に基づいて、日本の様々な地域の地誌を多少理解している。
B_B2-a [総合把握力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
講義の知識に加えて、専門的な文献に当たるなどして、地理学の様々な概念や、日本の様々な地域についての知識を総合的かつ有機的に把握している。 講義の知識に基づいて、日本地誌の理解に必要な地理学の様々な概念をある程度把握している。 講義の知識に基づいて、日本の様々な地域についての実態をある程度把握している。 講義の知識に基づいて、日本の様々な地域についての実態を多少把握している。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : なし
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション:
地誌学とは 地方誌/地域誌と地域性
2 日本の自然環境、経済発展と人口移動(1):
自然環境、交通・人口の変遷
3 経済発展と人口移動(2):
国土開発、都市と村落の変化
4 都市の構造と動態(1):
大都市(東京)、世界都市、災害
5 都市の構造と動態(2):
大都市(大阪)、都市の内部構造
6 都市の構造と動態(3):
都市システム、広域中心都市(福岡)
7 都市の構造と動態(4):
都市と郊外 − 文化、交通、居住環境
8 村落地域の実態と課題(1):
村落地域の生業と産業、環境と生活、風土
9 村落地域の実態と課題(2):
地域活性化とまちづくり、景観、観光/ツーリズム、余暇/レジャー
10 特徴的な地域の地誌(1):
近世城下町(松江、鹿児島)
11 特徴的な地域の地誌(2):
県庁所在都市(宮崎)、港湾都市(下関)
12 特徴的な地域の地誌(3):
軍事都市(呉、熊本)
13 特徴的な地域の地誌(4):
鉱業地域(筑豊、新居浜)
14 特徴的な地域の地誌(5):
工業都市(北九州)
15 特徴的な地域の地誌(6):
企業城下町(豊田)

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 80%
レポート 20%、授業中に実施する「ミニレポート」

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)