文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
専攻必修科目
対象学年: 3年生 
対象学部等: 地理学専攻学生に限る。
地理学演習 X
Geography (Seminar X)
講義題目  3年生文献演習(卒論プレゼミ)
准教授 今里 悟之
科目ナンバリングコード: LET-HUM4752J
講義コード: 16054707
2016 後期
毎週 木曜3限
箱崎 地理演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/2/18 (10:28)
授業の概要 この演習では,卒業論文を作成するための準備を行う。おもに,各自が関心のある分野の実証的な研究を紹介することで,その分野の先行研究について理解を深める。適当な論文がある場合には,その分野に関する展望論文の紹介を行い,研究の傾向と方法についても学ぶ。毎回,1〜2名の発表者が上述のような報告を行い,参加者はその報告について議論することで,研究への取り組み方への理解を深める。

(In this seminar, third-year students will develop their knowledge and advanced reading skills in human geography in order to establish thier own research topics. Students need to select three academic articles and one volume book on human geography for their presentations.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 次年度に卒論作成予定の地理学専攻3年生は,必ず受講すること。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
人文地理学に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
選択した文献について十分な理解がなされ,自身の批判的見解が確実に示されている。 選択した文献について十分な理解がなされている。 選択した文献について一定水準以上の理解がなされている。 選択した文献について最小限の理解しかなされていない。
B_B2-e [コミュニケーション能力]
学問的な討論の場を通して、自分の意見を精確かつ明確に表現する能力と他者の意見を理解するコミュニケーション能力を鍛錬し、広く世界と交流できる力を養う。
プレゼンテーションの明晰性は高水準であり,質疑応答では批判的で十分に意味のある見解を述べることができた。 プレゼンテーションの明晰性は十分であり,質疑応答にも積極的に参加した。 プレゼンテーションの明晰性は一定水準以上であり,質疑応答にも一定程度関与した。 プレゼンテーションの明晰性に欠ける部分が多い。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし。
参考書 : 授業中に指示する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 各自が論文を選択し,レジュメを作成して内容を紹介するとともに,評価を行う。参加者は,その報告内容に関してコメントや質問を行い,論文の内容について理解を深める。1人あたり最低2回の報告を予定している。レポートでは,授業での発表を踏まえた上で,卒論テーマに関する先行研究とそれに対する評価の一覧表を提出してもらう。 プレゼンテーション 選択した文献の予習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B2-e
[コミュニケーション能力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション 60%
授業への貢献度 10%(質疑応答への参加)
レポート 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 原則として毎回必ず出席すること。
学習相談 学習相談 : 随時応じる。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)