文学部 人文学科 文学コース
英語学・英文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
英語学演習 III
English Linguistics (Seminar III)
講義題目  主語の位置と統語構造
教授 西岡 宣明
科目ナンバリングコード: LET-HUM2566J
講義コード: 16052708
2016 後期
毎週 火曜3限
箱崎 103 教室
E/J科目 (日本語, English)
更新情報 : 2016/9/24 (13:40)
授業の概要 本授業では、節中における主語の構造的位置を考察し、統語分析の基礎概念と分析方法を学ぶ。現代の生成文法理論では、「動詞句内主語仮説」と呼ばれる仮説が広く支持されているが、どのような経験的証拠があるのかをいくつかの論文を読みながら検討する。

(This course introduces some basic notions and ways of anlysis of linguistic facts through the consideration of the position of the subject in clausese. Specifically 'VP-internal-subject Hypothesis' is closely examined by reading some papers on the topic.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(英語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-c [言葉の理解]
言語事実を正しく把握する。
英語、その他の言語事実を正しく、原理的に深く理解している。 英語、その他の言語事実を正しく理解している。 英語、その他の言語事実を理解している。 英語、その他の言語事実の理解が不十分である。
B_B1-d [専門的研究手法]
英語学・言語学においてどのような議論ができどのような証拠があるのかを学ぶ。
専門内容の基礎概念と分析方法をきちんと深く理解している。 専門内容の基礎概念と分析方法をきちんとく理解している。 専門内容の基礎概念と分析方法を理解している。 専門内容の基礎概念と分析方法理解が不十分である。
B_B1-g [論理的思考能力]
経験的な証拠がいかに仮説を支持しうる議論を構築する助けとなるかを学ぶ。
証拠に基づく議論内容を正しく理解し論証できる。 証拠に基づく議論内容を正しく理解している。 証拠に基づく議論内容をほぼ理解している。 証拠に基づいてどのように議論すべきかの理解が不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : プリント
参考書 : 授業中に明示
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 節の構造と主語の位置
2 動詞句内主語仮説(VISH)
3 VISHを巡る議論
4 VISHに基づく構文

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-c
[言葉の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
B_B1-g
[論理的思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度
期末試験

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 随時、但し、要予約。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)