授業の概要 |
シェイクスピアの戯曲をいくつか紹介し、そこに働いている作家の想像力の形を数字を軸に考えてみましょう。最初の数字は「2」。これは主に「虚と実」「存在と無」にかかわる数字です。ここからはじまって「1」(近代的個人の萌芽、孤独)、「たくさん」(増殖)、「0(ゼロ)」(無)という他の数字にシェイクスピアの想像力が展開していくさまを見てみようと思います。授業では、初修者にもわかるように、物語の説明や時代背景の解説も行います。舞台や映画からの映像紹介と同時に、テクストになれてもらうために戯曲からのパッセージの解説・議論も行います。評価は、集中授業各日の最後に質疑応答の時間を設け、その後に提出してもらうリアクション・ペーパーで行います。
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キーワード : シェイクスピア、戯曲、想像力
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履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
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特記事項 |
遠隔/対面 |
Moodle 情報 |
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対面授業 |
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リアルタイム-オンライン授業 |
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ハイブリッド授業(対面+オンライン) |
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オンデマンド型授業 |
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課題提出型授業 |
教職 : 教職(英語)
資格 :
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到達目標 |
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かなり優れている |
優れている |
及第である |
一層の努力が必要 |
B_A-a [人文学の視座の理解] シェイクスピアの戯曲に触れることにより、文学研究における題材の考え方を考えます。文学とは何か回答を呈示しようとするものなのでしょうか。それともむしろ問題や矛盾を共有しようというものなのでしょうか。これについての知見を育みたいと思います。 |
虚構としての記号について、専門的に考察できる。 |
虚構としての文学の「効用」について、見解が持てる。 |
人文学のアプローチについて部分的に理解できる。 |
人文学の意義がわからない。 |
B_A-b [アプローチの理解] 文学研究にあたって、研究者は回答をメッセージとして呈示しないテクストにどう対峙すれば良いのでしょうか。実際にテクストに当たることで、アプローチを実践的に理解してもらおうと思います。 |
テクストに論理、メタファー、歴史という観点すべてからアプローチできる。 |
テクストに論理、メタファーという観点からアプローチできる。 |
テクストに論理という見地からアプローチできる。 |
テクストへのアプローチの仕方がわからない。 |
B_B1-c [外国語運用能力] テクストを理解する際に、われわれはそこに統一された一つのメッセージを読み込むべきなのでしょうか。それともそこに亀裂や不在を探すべきなのでしょうか。テクストのセグメンテーションなどから、テクストにアプローチする際の方法論を実践的に確かめていきます。 |
戯曲におけるシェイクスピアの英語が示す音声的揺らぎまで指摘できる。 |
英語台詞の構造を理解できる。 |
英語台詞がはらむ問題点を指摘できる。 |
英語が理解できない。 |
B_B1-f [批判的討論] 授業各日の最後には質疑応答を兼ねた議論の時間を設けます。そこにおいて、その日に得られた知見や問題点を披露してもらいます。 |
複数の問題点を束ねる上位の問題を提示できる。 |
複数の問題点を呈示できる。 |
問題点を呈示できる。 |
問題点が呈示できない。 |
B_B2-c [思考能力] 毎日出してもらうリアクション・ペーパーをベースに、理解力と思考能力、文章力を考査します。 |
上位の問題意識で議論を展開できる。 |
複数の問題意識で議論を展開できる。 |
一つの問題意識から議論を展開できる。 |
議論が展開できない。 |
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
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授業方法 |
授業形態(項目) |
授業形態(内容) |
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講義 |
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外国語演習 |
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原典資料演習 |
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実習/フィールド調査 |
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Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習) |
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学生のプレゼンテーション |
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Moodle の使用 |
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学外実習 |
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野外実習 |
テキスト :
参考書 :
授業資料 :
授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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進度・内容・行動目標等 |
講義 |
演習・その他 |
授業時間外学習 |
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成績評価 |
観点→ 成績評価方法 ↓ |
B_A-a [人文学の視座の理解] |
B_A-b [アプローチの理解] |
B_B1-c [外国語運用能力] |
B_B1-f [批判的討論] |
B_B2-c [思考能力] |
備考(欠格条件、割合等) |
小テスト |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
◎ |
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GPA評価
A |
B |
C |
D |
F |
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 |
授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 |
授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 |
授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 |
授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。 |
成績評価基準に関わる補足事項 :
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学習相談 |
学習相談 :
授業以外での学習に当たって :
合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)
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