文学部 人文学科 文学コース
仏文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
フランス文化論
French Studies
講義題目  両次大戦間期フランスの文学状況考察
本務なし 木下 樹親
科目ナンバリングコード: LET-HUM2660J
講義コード: 16055921
2016 前期
集中
箱崎 204 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/8/29 (16:08)
授業の概要 本講義では両次大戦間期のフランスにおける右翼・左翼双方の作家の重要作をいくつか取り上げ、当時の文学状況の特質について考察する。

(This lecture covers some of the important works by rightist and leftist writers in interwar France. Features of its literary situation will also be examined.)
キーワード : フランス文学 歴史 政治
履修条件 : 特になし
履修に必要な知識・能力 : フランス語の知識は必要としない。
特記事項 9月5日(月)から9日(金)までの集中講義(毎日2〜4限の3コマ)になります。
教室変更:204教室 → 仏文学研究室
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(フランス語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-b [専門文献の解釈]
専門分野の基本文献を精確に解釈、分析することができる。
指定された複数の文献の要点を的確にまとめ、精確に解釈・分析できている。
さらに、独自の問題意識をもって他の文献も参照し、分析内容の確実性を高める努力をしている。
指定された文献にきちんと目を通し、要点をほぼ問題なくまとめ、批判的姿勢をもって分析している。 最低限度の文献を参照し、要点をまとめた上で、テーマに応じたレポートを作成している。 文献の曲解や誤解が散見する。あるいは押さえるべき論点を見落としている。また文献を一切参照していない。
B_A-d [資料の理解]
文献・作品の分析と解釈に基づいて、フランス文化の多様性を理解し説明できる。
正確な解釈と分析をした上で、自分の関心や視点からきわめて説得力のあるレポートを作成している。 押さえるべき要点をきちんと踏まえつつも批判的視点を失わず、独自の問題提起に基づく論を展開している。 レポートのテーマについて破綻なく論述しているが、参照文献の要点をまとめた程度で独創性や批判力に乏しい。 文献を参照していない上、レポートが独りよがりの感想文程度のものになっている。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。ハンドアウトを配布する。
参考書 : 講義内で紹介する文献を各自の関心に応じて読んでほしい。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業目標の説明等のガイダンス
両次大戦間期フランスに関する予備的解説(1)
2 両次大戦間期フランスに関する予備的解説(2)
3 左翼作家たちの肖像(1)
4 左翼作家たちの肖像(2)
5 左翼作家たちの肖像(3)
6 左翼作家たちの肖像(4)
7 左翼作家たちの肖像(5)
8 右翼作家たちの肖像(1)
9 右翼作家たちの肖像(2)
10 右翼作家たちの肖像(3)
11 右翼作家たちの肖像(4)
12 右翼作家たちの肖像(5)
13 第2次世界大戦後の状況(1)
14 第2次世界大戦後の状況(2)
15 授業の総括

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-b
[専門文献の解釈]
B_A-d
[資料の理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 60%
授業への貢献度 40%(各回に課すコメント用紙の提出)

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の前後、およびメールで相談されたい。

授業以外での学習に当たって : 各回で取り上げる作家や事項を前もって知らせるので、インターネットや書籍等で簡単に下調べをしておいてほしい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)