文学部 人文学科 人間科学コース
心理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
集団心理学講義I
Group Psychology T
講義題目  集団心理学
教育学部・教授 山口 裕幸
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2016 前期
毎週 木曜4限
箱崎 204 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/10/3 (23:07)
授業の概要 集団を形成して活動する人間の心理と行動の特徴と、集団全体の特性との相互影響について、集団力学の研究知見、社会心理学の研究知見、進化心理学の観点、応用哲学の視点を交えて解説していく。

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キーワード : 集団力学、「場」の理論、マイクローマクロダイナミクス、全体的心理学的特性、リーダーシップ、チームワーク
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  認定心理士
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
集団力学、集団行動論の心理学に関する専門的な知識を正確に理解し、より多く修得する。
集団力学、集団行動論の心理学に関する歴史、用語などを的確に説明できる 集団力学、集団行動論の心理学に関する歴史、用語などの概要を説明できる 集団力学、集団行動論の心理学に関する基本的な事柄について説明できる 集団力学、集団行動論の心理学に関する基本的な用語の名称を知らない
態度・志向性
獲得した知識や理解を活用して、自身の身の回りで起こったり、自身が経験している集団現象の発生理由を考察し、的確に説明する態度を身につける。
獲得した知識や理解を活用して、自身の身の回りで起こったり、自身が経験している集団現象の発生理由を自発的に考察し、十分に的確に説明することができる 獲得した知識や理解を活用して、自身の身の回りで起こったり、自身が経験している集団現象の発生理由を考察し、的確に説明することができる 指示を受ければ、獲得した知識や理解を活用して、自身の身の回りで起こったり、自身が経験している集団現象の発生理由を考察し、説明することができる。 自身の身の回りで起こったり、自身が経験している集団現象に対して心理学的な関心を示さない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし
参考書 : 「複雑さに挑む社会心理学」亀田達也・村田光二(著) 有斐閣
「チームワークの心理学」山口裕幸(著) サイエンス社
「社会心理学キーワード」山岸俊男(編著)有斐閣
「心と社会を科学する」唐沢かおり・戸田山和久・山口裕幸・出口康夫(著)東大出版会
このほか、随時紹介します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 集団力学の基礎-心理学的 「場」の理論−
2 集団の心理学の歴史−「集団心」vs「集団錯誤」−
3 集団の発達と衰退の心理学
4 集団規範の形成とその影響
5 集団が個人に及ぼす影響(1) 斉一性圧力と同調行動
6 集団が個人に及ぼす影響(2) 社会的現実性の認知
7 集団が個人に及ぼす影響(3) マインドコントロール
8 個人が集団に及ぼす影響(1) 少数者影響と集団の革新
9 個人が集団に与える影響(2) 規範の維持と多元的無知
10 個人が集団に与える影響(3) リーダーシップ
11 集団行動の心理学(1) 社会的促進と社会的手抜き
12 集団行動の心理学(2) 集団意思決定は的確で創造的な決定を導くか
13 集団行動の心理学(3) 集団行動の極端化・尖鋭化傾向
14 チームワークの心理学 チームワーク行動とチームの発達
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]

態度・志向性
備考(欠格条件、割合等)
期末試験
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 筆記試験を行って、成績評価を行います。
学習相談 学習相談 : 随時、受けます。時間調整を必要とする場合も多いので、前もって、メールでアポイントメントをとってください。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)