文学部 人文学科

司書科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
図書館施設論
Library Facilities
講義題目  建築学の立場からみた図書館
人間環境学研究院 教授 堀 賀貴
科目ナンバリングコード: LET-HUM3076J
講義コード:
2016 前期
集中
箱崎 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/4/13 (16:22)
授業の概要 本講義では,図書館を建築学の立場から理解することを目指します。まず,現代の図書館,とくに建築家とよばれる人々が造りだした図書館がもつ空間について概観し,その特徴,建築家の意図について概説します。くわえて,現代図書館の潮流についても視野に入れます。続いて,図書館を建築的に理解するために,建築基準法や都市計画法における図書館に位置づけや各種規制について解説します。その後,ゾーニングと動線計画とという建築学ではスタンダートな設計技法に沿って図書館の計画を説明します。最後に,名作と呼ばれる図書館について,講義内容と関連づけながら解説します。

(N/A)
キーワード : 建築家,空間,ゾーニング,動線計画
履修条件 : なし
履修に必要な知識・能力 : 簡単なスケッチを描く能力
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-e [現代世界の理解]
現代社会における図書館に求められる要求について考える。
現代の図書館がもつ特徴について,十分に理解し説明できる。 現代の図書館がもつ特徴について,十分に理解できる。 現代の図書館がもつ特徴について,おおよそ理解できる。 現代の図書館がもつ特徴について,うまく理解できない。
B_B2-a [総合把握力]
図書館という一つのシステムについて,全体を理解し,それをより良いものに変えていく提案力を養う。
現代の図書館がもつ空間について,十分に理解し再構成できる。 現代の図書館がもつ空間について,十分に理解できる。 現代の図書館がもつ空間について,おおよそ理解できる。 現代の図書館がもつ空間について,あまり理解できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : とくになし
参考書 : とくになし
授業資料 : 講義中に配布

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 現代図書館の解説
2 建築法規における図書館
3 ゾーニングと動線計画
4 蔵書数と入館者数の推計

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
作品 中間課題40%,最終課題60%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 木曜13;00より14:00

授業以外での学習に当たって : 身の周りの図書館を訪問してみてください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)