文学部 人文学科

司書科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
情報資源組織実習 II
Practicum for Organization of Information Resources II
講義題目  主題目録法
附属図書館 事務部 井ノ上 俊哉
科目ナンバリングコード: LET-HUM3074J
講義コード:
2016 前期
集中
箱崎 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/6/24 (18:22)
授業の概要 「情報資源組織論」の授業で学んだ知識をもとに「日本十進分類法(NDC) 新訂10版」を用いて、図書資料の主題分析や分類作業の演習を行う。また、「基本件名標目表(BSH) 第4版」を使用して件名付与作業の演習を行う。

(Subject analysis of book material and a practice of classification work are performed using "nippon decimal classification (NDC) 10th edition of new revision".
A practice of subject headings giving work is performed using "the 4th edition of Basic Subject Headings (BSH)".)
キーワード : 主題 分類 件名
履修条件 : :「情報資源組織論」を履修していることが望ましい。
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 8月22日(月)〜25日(木)の4日間に開講。
テキストが2冊とも改版されている(昨年のテキストとは違う)ので注意してください。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :  司書
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
その資料は何について記しているのか、資料を通読することなく、主題を把握することができる。
主題と形式の種類を理解し、要約主題を構成要素に分解し、標準列挙順序を用いた主題分析を行うことができる。 要約主題を構成要素に分解し、標準列挙順序を用いた主題分析を行うことができる。 要約主題を構成要素に分解し、主題分析を行うことができる。 要約主題と網羅的主題の区別ができていない。
B_A-c [言葉の理解]
日本十進分類法(NDC) 新訂10版の分類規程を理解し、資料の主題にNDC分類記号を付与することができる。
分類規程を理解し、書架分類を正しく付与することができる。
複数の補助表を正しく付与することができる。
分類規程を理解し、書架分類を正しく付与することができる。
一つの補助表を正しく付与することができる。
分類規程を理解し、書架分類を概ね付与することができる。
一つの補助表を概ね付与することができる。
分類規程と補助表の基本が理解できていない。
B_A-c [言葉の理解]
基本件名標目表(BSH) 第4版の件名規程を理解し、資料の主題に件名標目を付与することができる。
件目規程を理解し、件名標目を正しく付与することができる。
複数の細目を正しく付与することができる。
件目規程を理解し、件名標目を正しく付与することができる。
一つの細目を正しく付与することができる。
件名規程を理解し、件名標目を概ね付与することができる。
一つの細目を概ね付与することができる。
件名規程と細目の基本が理解できていない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 和中幹雄, 山中秀夫, 横谷弘美共著「情報資源組織演習 新訂版」 日本図書館協会 2016 (JLA図書館情報学テキストシリーズ;3-10)ISBN:978-4-8204-1515-2
「図書館資料の目録と分類 増訂第5版」 日本図書館研究会 2015 ISBN:978-4-930992-22-2
参考書 : もりきよし原編「日本十進分類法(NDC) 新訂10版」 日本図書館協会 2014 ISBN:978-4-8204-1413-1
日本図書館協会件名標目委員会編 「基本件名標目表(BSH) 第4版」 日本図書館協会 1999 ISBN:978-4-8204-9912-1
田窪直規編「情報資源組織論」 樹村房 2011 (現代図書館情報学シリーズ;9) ISBN:978-4-88367-209-7
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 主題分析 演習
2 NDCの概要
3 形式区分・地理区分・海洋区分 演習
4 言語区分・言語共通区分・文学共通区分 演習
5 分類規程(1)
6 分類規程(2) 演習
7 分類記号付与の実際(1)人文科学1 演習
8 分類記号付与の実際(2)人文科学2 演習
9 分類記号付与の実際(3) 社会科学 演習
10 分類記号付与の実際(4) 自然科学・技術、産業・総記 演習
11 基本件名標目表(BSH)による件名作業(1)
12 基本件名標目表(BSH)による件名作業(2) 演習
13 図書記号、別置記号の付与 演習
14 分類記号付与実習のまとめ、総合演習問題 演習
15 試験 試験

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_A-c
[言葉の理解]
B_A-c
[言葉の理解]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 55%ほど
小テスト 30%ほど
出席 15%ほど

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業前後に随時受け付ける。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)