人文科学府 人文基礎専攻 哲学・倫理学 分野 哲学 専修 専修科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Problems of Philosophy (Specialized LectureT)
|
科目ナンバリングコード: 講義コード: 2016 前期 毎週 金曜1限 箱崎 哲学演 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
存在論とは「何が存在するのか」という問いを探求する。これに対し、メタ存在論(metaontology)は「『何が存在するのか』と問うとき、われわれはいったい何を問うているのか」(What are we asking when we ask ‘What is there?’ ?)を検討する分野である 。メタ存在論は「何が存在するのか」という問いに直接的に答えるものではなく、むしろ存在論そのものについての理論的反省であると言ってもよい。 この講義では、クワインの標準的見解を論じ、次いでそのオルタナティヴとして注目される「新フレーゲ主義」と「truthmaker理論」を検討することにしたい。 (Ontology asks the question "What is there?", while Metaontology investigates the question "What are we asking when we ask 'What is there?' ?" This course starts with Quine's "standard view" and then examines some contemporary metaontolgies, including neo-Freageanism and truthmaker theory.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : 存在論、メタ存在論、形而上学 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 履修に必要な知識・能力 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 教職(社会)(公民) 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 毎回資料を配布する。 参考書 : その都度指定する。 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 随時受け付けるが、事前に予約することが望ましい。 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |