人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本近代史特論 I
Modern Japanese History (Specialized Lecture I)
講義題目  日本近代史の様々な研究に触れてみる
准教授/東京大学大学院総合文化研究科 山口 輝臣
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2016 前期
集中
箱崎 日本史演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/5/24 (17:40) 〔2016年5月24日〕
授業の概要 日本史の授業では、購読といった科目がないこともあり、研究論文を読む機会は限られている。この授業では、実際に様々な研究報告を聞き、その報告者への質疑を行う。これを通じて、先行研究とのつきあい方を体得して欲しい。

(This course aims to familiarize students with some theses for the study of modern Japanese history.)
キーワード : 近代、日本、先行研究、帰一協会、宗教、道徳
履修条件 : とくになし。
履修に必要な知識・能力 : とくになし。
特記事項 5月30日3限より開講する。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
日本近代史における研究史と方法論を体系的に説明できる。 日本近代史における研究史と方法論をおおよそ説明できる。 日本近代史における研究史と方法論を説明できつつある。 日本近代史における研究史と方法論を説明できない。
MH_B1-c [成果発表]
人類の歴史・空間に関わる諸事象について実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果を国内外の学会における口頭発表や学術論文によって公表できる。
実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果を的確に発表できる。 実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果をおおよそ発表できる。 実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえた成果を発表できつつある。 実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえた成果を発表できない。
MH_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を発揮できる。 専門的な知識を総合的に把握する能力を発揮できる。 専門的な知識を総合的に把握する能力を発揮できつつある。 専門的な知識を総合的に把握する能力を発揮できない。
MH_B2-b [理論的思考力]
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を高度に発揮できる。 人文学の実証的な方法と理論的な思考力を発揮できる。 人文学の実証的な方法と理論的な思考力を発揮できつつある。 人文学の実証的な方法と理論的な思考力を発揮できない。
MH_C-a [積極性]
自ら進んで新しい問題に取り組む積極性を持つ。
自ら進んで討論に参加できる。 討論に参加できる。 討論に参加できつつある。 討論に参加できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。必要な文献等は複写などにより配布する。
参考書 : テキストに同じ。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 イントロダクション
2 帰一協会研究@帰一協会とは?
3 研究報告を聞いて討論をしてみる@
4 研究報告を聞いて討論をしてみるA
5 帰一協会研究A渋沢栄一
6 帰一協会研究B成瀬仁蔵
7 研究報告を聞いて討論をしてみるB
8 研究報告を聞いて討論をしてみるC
9 帰一協会研究Cここまでのまとめ
10 研究報告を聞いて討論をしてみるD
11 帰一協会研究D浮田和民
12 帰一協会研究E姉崎正治・井上哲次郎
13 研究報告を聞いて討論をしてみるF
14 帰一協会研究F帰一協会とは? 再び
15 授業全体のまとめ

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_B1-c
[成果発表]
MH_B2-a
[総合把握力]
MH_B2-b
[理論的思考力]
MH_C-a
[積極性]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度
プレゼンテーション

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業の前後を利用されたい。

授業以外での学習に当たって : 連日課題が出されるかもしれない。可能な範囲でそれをこなして欲しい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)