人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
日本近世史史料研究 XI
Early Modern Japanese Historical Records (Seminar XI)
講義題目  日本近世政治史
教授 福田 千鶴
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2016 前期
毎週 金曜1限
箱崎 日本史演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/2/22 (19:36)
授業の概要 日本近世史の政治史を学ぶうえでの基本文献を講読する。受講者は史料の読解を分担して報告する。その後、全員で史料の内容を討議し、近世政治史分析のための実践力と応用力を養う。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills in Japanese Political History during Edo period. Students need to read and discuss short documents written by KUZUSIJI in Japanese, including student presentations every time.)
キーワード : 江戸時代 史料学 古文書学 くずし字
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-a [史資料の分析]
収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて的確に分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することができる。
ほとんどの史料を辞書を用いずに解読することができる ときどき辞書を用いて史料を解読することができる 常に辞書を用いて史料を解読する 辞書を用いても読めない字がある
MH_A-b [研究史と方法論の体系的理解]
日本史学、東洋史学、朝鮮史学、考古学、西洋史学、イスラム文明史学、地理学ないしはこれらの領域を横断する研究のうち一つを対象として、当該分野における研究史と方法論を体系的に説明できる。
史料に書かれている内容から、その歴史的意義を理論的・体系的に説明できる 史料に書かれている内容から、その歴史的意義を理論的・体系的に理解できる。 史料に書かれている内容から、その歴史的意義をおおまかに理解できる 史料に書かれている内容を説明されると理解することができる
MH_B1-c [成果発表]
人類の歴史・空間に関わる諸事象について実証的に考察し、かつ理論的な分析をくわえて、その成果を国内外の学会における口頭発表や学術論文によって公表できる。
くずし字の読解、現代語訳、内容の要約が適切に報告できる くずし字の読解、現代語訳、内容の要約がほぼ適切に報告できる くずし字の読解、現代語訳、内容の要約に不明な点があるが、努力が認められる くずし字の読解、現代語訳、内容の要約には問題があるが、指摘されたことを正しく理解できる
MH_B2-b [理論的思考力]
人文学の実証的な方法と理論的な思考力を身につける。
史料に書かれている内容に関わる先行文献をみつけ、的確にまとめ、新たな問題提起ができる 史料に書かれている内容に関わる先行文献を的確に問題点をまとめることができる 史料に書かれている内容から、先行文献をみつけ、理解することができる 史料に書かれている内容から、先行文献をみつけることができる
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 講義の初回に受講者の要望をふまえて決定する
参考書 : 岩波講座日本歴史シリーズ
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 テキストの選定 演習 報告準備
2 2〜14回 史料講読 演習
3 15回 全体の総括 演習

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-a
[史資料の分析]
MH_A-b
[研究史と方法論の体系的理解]
MH_B1-c
[成果発表]
MH_B2-b
[理論的思考力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レジメを作成して出席すること
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって : 基本的に史料はくずし字を解読するので、読めるまであきらめずに学習する必要がある。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)