人文科学府 歴史空間専攻 日本史学 分野
日本史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
日本史特論 II
Japanese History (Specialized Lecture II)
講義題目  平安宮の研究
九州産業大学・国際文化学部・准教授 末松 剛
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2016 前期
毎週 金曜4限
箱崎 103 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2016/4/2 (19:28)
授業の概要 平安京という都市の成立と展開を、本講義では政治文化の中枢である平安宮に着目して考察します。平安貴族の日記や儀式書に書き残された平安宮廷の政治文化について、配付資料に掲載する一次史料を一緒に読み解いていきましょう。

(This course examines Heian Imperial Palace.)
キーワード : 平安貴族 平安京 平安宮 儀礼
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 漢文・古文の基本的な文法・語彙力
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
全体的な到達目標
歴史学の基本である、一次史料を自ら読解し、先行研究の成果にも学びつつ、歴史を「考える」姿勢を体得します。
基本となる史料を自ら読解し、先行研究の成果にも学びつつ、歴史を「考える」姿勢をもつことができる。 基本となる史料を自ら読解し、歴史を「考える」姿勢をもつことができる。 基本となる史料をもとに、歴史を「考える」姿勢をもつことができる。 歴史を「考える」姿勢が不十分である。
個別の到達目標
一次史料を自分で読解していくための作法(平安期の日記や儀式書に特有の語句や文法、全体的な史料批判など)を学びます。
史料を自分で読解していくための作法(特有の語彙や文法の調べ方、史料批判)を駆使することができる。 史料を自分で読解していくための作法(特有の語彙や文法の調べ方)を駆使することができる。 史料を自分で読解していくための作法(特有の語彙の調べ方)を駆使することができる。 史料を自分で読解していくことが不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 適宜資料を配布します。
参考書 : 授業中に紹介します。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 平安京の造営・景観・管理
2 平安宮の世界―大内裏(宮城)と内裏―
3 平安京の変貌
4 平安京の鬼霊説話
5 「第一次平安京」説の諸問題

成績評価
観点→
成績評価方法

全体的な到達目標

個別の到達目標
備考(欠格条件、割合等)
期末試験

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 一緒に史料を読解していきます。解説を聞くだけでなく、史料を読んでいる際も集中し、自分の学習成果として吸収してください。受講態度も成績に加味します。
学習相談 学習相談 : 適宜受け付けます。

授業以外での学習に当たって : 一次史料は原則として漢文・古文で記されています。漢文訓読や古典文法の基礎知識が必要です。絵画資料も利用して、具体的にイメージしながら読み解いていきます。参考文献として関係する先行研究を紹介しますので、自分で入手し読んでみると、講義内容への理解がより深まるでしょう。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)