人文科学府 歴史空間専攻 アジア史学 分野
東洋史学 専修
専修科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
アジア内陸圏史研究 III
Seminar on the history of the Asian inland area III
講義題目  石刻史料研究
講師 舩田 善之
科目ナンバリングコード:
講義コード:
2016 前期
毎週 木曜2限
箱崎 東史研 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2016/3/11 (12:40)
授業の概要 モンゴル帝国時代の石刻史料を講読する。今期は山西地域の寺廟の碑記をとりあげる。

(In this seminar, students will continue to develop their knowledge and reading skills in stone inscriptions. Students will be required to read the stone inscriptions during the Mongol Period in advance and prepare their revised text and annotated translation in turn.)
キーワード : モンゴル帝国 元 石刻 石碑 碑刻 山西 寺廟 仏教 道教 儒教 碑記 信仰
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 古典漢文(中級レベル)
特記事項 マナーを守って受講し,授業に集中すること。私語・飲食ならびに内職(他の授業の予習及びそれに類する行為)など授業に関係ない行為は禁止。飲食については,必要最低限の水分補給としてミネラル・ウォーターのみ認める。ただし,受講者全員でシェアする場合は,その限りではない。パソコン・タブレット端末などで授業に関係ない操作をしていた場合,許可なく携帯電話・スマートフォンを閲覧・操作した場合は,当該科目の評価をFとする。
携帯電話・スマートフォンは電源をオフの上,鞄にしまうこと。辞書機能の使用を希望する場合は,あらかじめ教員の許可を得た上で指定された座席に着席すること。
講義中・ディスカッション中における積極的な質問・応答・発言を期待し,高く評価する。挙手の上,質問・発言すること。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
MH_A-a [史資料の分析]
収集した史資料・データを文献史学・考古学・地理学的な方法論にもとづいて的確に分析し、実証的な歴史像および歴史・地域認識を提示することができる。
とりあげた史料を十分に読解し,他の史料と比較しながら批判的に解釈できた。 とりあげた史料を十分に読解できた。 とりあげた史料をある程度読解できた。 とりあげた史料の読解が不十分である。
MH_B1-a [資料体の構築]
歴史空間論の領域に関する文献史料や一次資料、調査データを分析し、その結果を他の研究者にも幅広く活用可能な資料体として構築できる。
とりあげた史料を十分に分析し,他の史料や文献を参照した上で,優れた水準の訳注を作成できた。 とりあげた史料を十分に分析し,十分な水準の訳注を作成できた。 とりあげた史料をある程度分析し,一定程度の水準の訳注を作成できた。 とりあげた史料の分析が不十分である。
MH_B2-a [総合把握力]
高度に専門的な知識を総合的に把握する能力を身につける。
とりあげた史料の歴史的背景を十分に理解し,歴史学的な思考に活用することができた。 とりあげた史料の歴史的背景を十分に理解できた。 とりあげた史料の歴史的背景をある程度理解できた。 とりあげた史料の歴史的背景に対する理解が不十分である。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 劉澤民(編)『三晉石刻大全』三晉出版社,2009-刊行中
講読する碑記の拓影をコピーして配布する。
参考書 : 工具書については,授業中に紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス
2 史料講読 演習 史料講読の予習
3 論文構想発表 演習 研究発表の準備
4 史料講読 演習 史料講読の予習

成績評価
観点→
成績評価方法
MH_A-a
[史資料の分析]
MH_B1-a
[資料体の構築]
MH_B2-a
[総合把握力]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 30%
プレゼンテーション 40%
レポート 30%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業後,あるいはオフィスアワー

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)