人文科学府 歴史空間専攻 アジア史学 分野 朝鮮史学 専修 専修科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等:

朝鮮近現代史特論 I Modern Korean History (Specialized Lecture I) 講義題目　 戦後日韓関係史 同志社大学グローバル・スターディーズ研究科教授 太田　修

科目ナンバリングコード: 講義コード: 2016 後期 集中 箱崎 共同演習室 教室 J科目 (日本語, 日本語)

更新情報 : 2016/5/20 (12:08)

授業の概要	この授業では、日韓国交正常化交渉（日韓会談）の歴史を軸に、戦後日韓関係史を理解することをめざす。戦後日韓関係史の流れ、論点、課題を概観した上で、近年日韓で公開された新資料をもとづく新しい研究を紹介しながら、日韓会談で議論された基本関係、財産請求権、在日朝鮮人の法的地位、文化財問題について検討する。また、日韓条約締結後の交流や今日の日韓・日朝関係についても考えてみる。 (　This course aims to understand After the War Japan-R.O. Korea relations. In particular, it aims to understand the history of Japan-R.O.Korea normalization talks (Japan-Korea talks). After we overview the flow of post-war Japan-R.O. Korea relationship history, issues, and research topics, we discuss the problem concerning basic relations, property and claims, legal status and treatment of Koreans living in Japan, and cultural assets. The course also touches on relevant topics in Japan and R.O.Korea of today.)
	キーワード : 日韓国交正常化交渉（日韓会談）、基本関係、財産請求権、在日朝鮮人法的地位、文化財
	履修条件 : 履修に必要な知識・能力 :
特記事項	遠隔／対面 Moodle 情報 対面授業 リアルタイム-オンライン授業 ハイブリッド授業（対面＋オンライン） オンデマンド型授業 課題提出型授業 教職 : 教職（社会）（地理歴史） 資格 :
到達目標	かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要 戦後日韓関係の展開過程を理解できる。 戦後日韓関係の展開過程をよく理解している 戦後日韓関係の展開過程を理解している 戦後日韓関係の展開過程をある程度理解している 戦後日韓関係の展開過程を部分的に理解している 九州大学文学部ディプロマ・ポリシー　　　九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー　　　九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ　　　九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ　　　九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法	授業形態（項目） 授業形態（内容） 講義 外国語演習 原典資料演習 実習／フィールド調査 Problem-Based Learning （問題発見・解決型学習） 学生のプレゼンテーション Moodle の使用 学外実習 野外実習 テキスト : 参考書 : 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。) 進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習 1 オリエンテーション…戦後日韓関係史をどう見るか ○ 授業中に指示します 2 戦後日韓関係史概説 ○ 授業中に指示します 3 解放後の在日朝鮮人１ ○ 授業中に指示します 4 解放後の在日朝鮮人２ ○ 授業中に指示します 5 日韓国交正常化交渉史１−研究と資料 ○ 授業中に指示します 6 日韓国交正常化交渉史２−基本関係 ○ 授業中に指示します 7 朝鮮戦争と日本−画家・李仲燮のこと ○ 授業中に指示します 8 日韓国交正常化交渉３−請求権問題１ ○ 授業中に指示します 9 日韓国交正常化交渉４−請求権問題２ ○ 授業中に指示します 10 日韓国交正常化交渉５−在日朝鮮人法的地位 ○ 授業中に指示します 11 韓国交正常化交渉６−文化財 ○ 授業中に指示します 12 日韓民間交流の始まり−在韓被爆者をめぐって ○ 授業中に指示します 13 その後の日韓関係 ○ 授業中に指示します 14 変わりゆく日朝関係 ○ 授業中に指示します 15 まとめ ○
成績評価	観点→ 成績評価方法 ↓ 戦後日韓関係の展開過程を理解できる。 備考（欠格条件、割合等） レポート ◎ 80 %ほど 出席 ◎ 20％ほど。 GPA評価 A B C D F 授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。 成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談	学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害（難病・慢性疾患含む）があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障（資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可）、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 ＜相談窓口＞　キャンパスライフ・健康支援センター　インクルージョン支援推進室（伊都地区センター１号館１階） （電話：092-802-5859　E-mail：inclusion＠chc.kyushu-u.ac.jp）