人文科学府 言語・文学専攻 西洋文学 分野 独文学 専修 専修科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
German Linguistics (Specialized Lecture IV)
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科目ナンバリングコード: 講義コード: 2016 前期 集中 箱崎 独文演 教室 J科目 (日本語, 日本語) |
授業の概要 |
12世紀後半以降、フランス語による文芸の影響下にドイツ語による文芸はその文学史上初めての隆盛期を迎えたといわれる。この時期に生まれた諸ジャンルとその作品に育まれた文芸上の諸概念は、現在に至るまでのヨーロッパ文学の基盤の一端をなしている。 その一方で、作品創作に際しての条件の違いから、中世社会における俗語文芸とは、近代以降の文学とは大きく異なる位置づけと機能を想定されたものでもあった。本講義では、ドイツ中世盛期の作品を題材に、そこにあらわれる現代とは異質な思考や文芸のあり方、そして世界の把握の仕方を明らかにする。同時に、それらの作品の影響が近代以降にいかなる形で顕現したかについても合わせて検証してゆく。 (This course provides an in-depth examination of specific aspects of German medieval literature. Themes of focus include the literary concepts that were invented in this period and form one part of the basis of the European literature. The course also occasionally touches on the reception and reflection of those concepts in modern literary works.) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : ドイツ中世文学、英雄叙事詩、宮廷叙事詩、ミンネザング | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 特になし 履修に必要な知識・能力 : ドイツ語を履修した経験があることが望ましい。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
6月27日(月)〜7月1日(金)の予定。
教職 : 資格 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 特定の教科書は使用しない。講義で使用するテクストや関連資料はコピーして配布する。 参考書 : 授業中に紹介する。 授業資料 : 授業中に紹介する。 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 各日の終わりにリアクションペーパーを提出してもらう。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 休み時間や授業後の時間に相談に応じる。 授業以外での学習に当たって : 講義では多くの作品(映像作品も含む)を紹介するので、関心を持ったものは積極的に読んで/見てほしい。 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |