文学部 人文学科 歴史学コース
日本史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 1)
選択科目
対象学年:
対象学部等: 原則として専攻学生に限る
日本史学実習 III
Japanese History (Practice III)
講義題目  日本史学実習(日本近世史)
准教授 岩崎 義則
科目ナンバリングコード: LET-HUM2332J
講義コード: 18052103
2018 前期
毎週 火曜5限
伊都イーストゾーン 日本史演 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/9 (22:58)
授業の概要 日本近世の史料(古文書)について、古文書現物を用いて、具体的な史料の取り扱い方、整理方法、調査目録カードの作成方法、カメラによる撮影方法を習得する。

(For Japan the early modern period of historical materials (manuscripts), the practice of using the ancient documents in kind. In this exercise, specific handling side of the historical materials, decoding method, how to organize, how to create a survey catalog cards, to learn how to shoot by the camera.)
キーワード : 古文書、調査カード、撮影方法
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 日本史学演習室の収容定員及び古文書現物を取り扱うことから、受講生は日本史学講座の所属学生で、20名を上限とする。これを越えた履修希望があった場合、上級学年を優先とする。よって、日本史学講座2年生は履修登録ができない可能性が充分にあるので、注意して欲しい。
また,学期中に近隣の博物館において,古文書修復・文化財調査等の実習を行う予定である。詳細は,授業時間中に示すが,あらかじめ,了承されたい。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 : 学芸員
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析し、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
近世史料(古文書)の正確な調査とデータ採録ができる。 近世史料(古文書)の調査とデータ採録ができる。 近世史料(古文書)の調査とデータ採録が、一応できる。 近世史料(古文書)の調査とデータ採録ができない。
B_B1-e [専門資料の分析]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
近世史料(古文書)の内容を正確に理解・読解できる。 近世史料(古文書)の内容を理解・読解できる。 近世史料(古文書)の内容を、一応、理解・読解できる。 近世史料(古文書)の内容が理解・読解できない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特に定めない。
参考書 : 児玉幸多編『くずし字用例辞典』(東京堂出版・1993年)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 ガイダンス 実習
2 近世史料(古文書)の取り扱い方を学ぶ 実習
3 近世史料(古文書)を触ってみる 実習
4 近世史料(古文書)を読んでみる(1) 実習
5 近世史料(古文書)を読んでみる(2) 実習
6 近世史料(古文書)を読んでみる(3) 実習
7 近世史料(古文書)を調査し、データを採録してみる(1) 実習
8 近世史料(古文書)を調査し、データを採録してみる(2) 実習
9 近世史料(古文書)を調査し、データを採録してみる(3) 実習
10 近世史料(古文書)をカメラで撮影してみる(1) 実習
11 近世史料(古文書)をカメラで撮影してみる(2) 実習
12 近世史料(古文書)をカメラで撮影してみる(3) 実習
13 近世史料(古文書)の撮影データを整理してみる(1) 実習
14 近世史料(古文書)を撮影データを整理してみる(2) 実習
15 講評とまとめ 実習

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
授業への貢献度 50%
出席 50%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 授業時間終了後などに応じる。

授業以外での学習に当たって : 九州国立博物館・福岡市博物館など、日本近世史に関する企画展示・展覧会などには積極的に足を運んで欲しい。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)