文学部 人文学科 歴史学コース 朝鮮史学 専門分野 専門分野科目 (単位数 2) 選択科目 対象学年: 対象学部等: |
Korean History (Lecture IV)
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科目ナンバリングコード: LET-HUM3362J 講義コード: 18055105 2018 前期 毎週 金曜2限 伊都イーストゾーン 交流@ 教室 M/J科目 (日本語, 古典漢文) |
授業の概要 |
高麗時代(918〜1392)のうち後半期の国家と社会を概観します。 今学期はそのなかでも12〜13世紀の武臣執権期をとりあげます。朝鮮史上まれにみる軍事政権の時代であり、かつ朝鮮半島がモンゴル帝国の膨張というユーラシア規模の大波にまきこまれる時代でもあります。 高麗前期(10〜12世紀)の歴史も冒頭で簡略に紹介します。 高麗王朝は現在の韓国・朝鮮を指すKoreaに名残を留めていることが象徴するように、現代における韓国・朝鮮という民族・境域の原型が出来上がってくる重要な時代です。 しかし相対的に史料が少なく、古代や朝鮮時代と異なり日本との公的関係も希薄なため、日本ではその実像があまり知られておらず、本場韓国でも最も印象の薄い時代です。 この授業では高麗時代の政治・社会・経済・文化の各方面を全体的に見渡していきますが、年表的知識の羅列が目的ではなく、その個性・特質を浮き彫りにすることに主眼をおきます。 ですので、1学期受講するだけでも、「中国や日本とは違うんだな」というところを理解してもらえれば、授業の目的は達成されたことになります。 (This lecture course focuses on history of the late Goryeo period, especially in the 12th and 13th centuries.) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
キーワード : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修条件 : 後期の朝鮮史学講義Tとあわせて受講すると、理解がより深まるでしょう 履修に必要な知識・能力 : | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
特記事項 |
教職 : 資格 : | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到達目標 |
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー 九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ 九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業方法 |
テキスト : 参考書 : ・田中俊明編『朝鮮の歴史』昭和堂、2008年(2015年の最新版をみること) ・李成市ほか編『世界歴史大系 朝鮮史1』山川出版社、2017年 ・個別のトピックスについては授業のなかで紹介します 授業資料 : 授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
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成績評価 |
GPA評価
成績評価基準に関わる補足事項 : 下記のケースは欠席として扱います ・開始約30分後に出席カードを配り終えるまでに入室していない場合 ・他の授業、サークル・部活等による欠席(公欠要件は原則的に本学所定の範囲で。教育実習については考慮します。その他就活関係は内容により応相談) 【期末レポート課題】 下記の論題@〜Dから1つを選び、授業をふまえて内容を要約し、これに対する自分の意見・感想を述べてください。 字数:2000字程度。字数以外のフォーマットは自由。 提出方法:PDFファイルを教員にメール送信(morihira*lit.kyushu-u.ac.jp)。*は半角の@に変更してください。 期日:第2期提出日(9月3日) @武臣権力者による奪権抗争の展開過程と性格 A武臣権力者の政権運営手法とその特色・背景 B武臣執権期における民乱の内容・特徴・意義 C高麗の対モンゴル戦争の内容・特徴 D高麗武臣政権に対する歴史的意義の評価に関する問題性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
学習相談 |
学習相談 : 授業以外での学習に当たって : 合理的配慮について : 障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。 <相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階) (電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp) |