文学部 人文学科 歴史学コース
考古学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
考古学講義 XIII
Archaeology (Lecture XIII)
講義題目  朝鮮考古学を学ぶ
徳島大学埋蔵文化財調査室 准教授 端野 晋平
科目ナンバリングコード: LET-HUM3427J
講義コード:
2018 後期
集中
伊都イーストゾーン 共同演習室 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/23 (11:19)
授業の概要 朝鮮半島の考古学を学ぶことは、単に異文化に関する知識を得るだけでなく、今日の日本列島における社会・文化の基層をよりよく理解することにつながる。この講義では、朝鮮考古学の最新の研究成果を学ぶ。そして、考古学者は、過去の人類の社会や文化をどのように明らかにしてきたかを理解する。

(This course provides the latest research results of Korean archaeology.The course also realizes students that how archaeologists have clarifid the society and culture of the past human beings.)
キーワード : 考古学、朝鮮半島、方法、論理
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 12月上旬開講予定。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
史資料・文献・作品の分析と解釈、および実地調査などに基づいて、世界における文化・歴史・社会の多様性と共通性を理解し説明できる。
考古資料の限界と可能性を正しく説明することができる。 史料批判を正しく説明することができる。 考古資料がもつ特性を説明することができる。 考古資料の種類を説明することができる。
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
朝鮮考古学上の課題と、その問題解決としての方法の関係を正しく説明することができる。 考古学と関連諸科学における方法を正しく説明することができる。 考古学における基礎的な方法を正しく説明することができる。 考古学における基礎的な方法をいくつか列挙することができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。
参考書 : 朝鮮半島の考古学(早乙女雅博著、同成社、2000年)、概説韓国考古学(韓国考古学会編、武末純一監訳、庄田慎矢・山本孝文訳、同成社、2013年)、考古学 : 理論・方法・実践(コリン・レンフルー、ポール・バーン著、池田裕・常木晃・三宅裕監修・訳、松本建速・前田修訳、東洋書林、2007年)
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 オリエンテーション
2 考古学の基礎T
3 考古学の基礎U
4 旧石器時代の考古学
5 櫛目文土器時代の考古学
6 無文土器時代の考古学T
7 無文土器時代の考古学U
8 原三国時代の考古学
9 楽浪の考古学
10 高句麗の考古学
11 百済の考古学
12 新羅の考古学
13 伽耶の考古学
14 魏志東夷伝の考古学
15 総括

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 3分の2以上の出席を評価の前提とする。
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 質問は授業中、適宜受け付けます。

授業以外での学習に当たって : 復習は、授業中に配布したプリント、各自作成したメモを利用して行ってください。

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)