文学部 人文学科 歴史学コース
西洋史学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択必修科目
対象学年:
対象学部等:
ヨーロッパ史学講義 III
European History (Lecture III)
講義題目  ドイツ軍事史研究の成果と課題
講師 今井 宏昌
科目ナンバリングコード: LET-HUM2433J
講義コード: 18054305
2018 前期
毎週 木曜4限
伊都 302 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 「軍事史」と聴いて、多くの人がまず思い浮かべるのは、軍隊や軍事作戦、あるいは兵器の歴史であろう。しかし現在の軍事史研究は、実に多くの、幅広い対象をテーマとする学問分野へと発展している。
本講義ではこうした軍事史研究の歩みを、近現代ドイツを中心に概観する。具体的には、「戦史」から「国防史」、そして「軍事史」への歩み、「狭義の軍事史」から「広義の軍事史」への拡張、 政治史、社会史、女性史/ジェンダー史、経験史とのかかわりを中心に、現時点でのドイツ軍事史研究の成果と課題について理解を促す。

(This course provides an in-depth examination of specific aspects of Modern and Contemporary European History. The course also touches on relevant topics in the Military History of Germany.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
授業計画 テキスト :
参考書 : トーマス・キューネ/ベンヤミン・ツィーマン編(中島浩貴[ほか]訳)『軍事史とは何か』(原書房、2017年)
ジェフリ・パーカー(大久保桂子訳)『長篠合戦の世界史:ヨーロッパ軍事革命の衝撃 1500〜1800年』(同文舘出版、2001年)
ラルフ・プレーヴェ(阪口修平監訳)『19世紀ドイツの軍隊・国家・社会』(創元社、2010年)
大木毅『ドイツ軍事史:その虚像と実像』(作品社、2016年)
阪口修平編『歴史と軍隊:軍事史の新しい地平』(創元社、2010年)
阪口修平/丸畠宏太編『近代ヨーロッパの探究12 軍隊』(ミネルヴァ書房、2009年)
鈴木直志『広義の軍事史と近世ドイツ:集権的アリストクラシー・近代転換期』(彩流社、2014年)
三宅正樹[ほか]編『ドイツ史と戦争:「軍事史」と「戦争史」』(彩流社、2011年)
吉田裕『現代歴史学と軍事史研究:その新たな可能性』(校倉書房、2012年)
その他、授業中に適宜紹介する。
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 はじめに
2 「戦史」から「国防史」へ
3 「軍事史」への道
4 批判的軍事史研究の発展
5 「広義の軍事史」への拡張
6 軍事史と政治史
7 軍事史と社会史
8 軍事史と女性史/ジェンダー史
9 軍事史と男性史/ジェンダー史
10 軍事史と経験史@
11 軍事史と経験史A
12 軍事史と経験史B
13 おわりに

授業以外での学習に当たって :
学習相談 : オフィスアワーのほか、必要であれば個別に面談(その際、事前に連絡すること)。
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。 人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質をある程度理解できる。 人文学の基礎知識を持つ。 人文学の基礎知識に不足する。
B_A-e [現代世界の理解]
現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。
ドイツ軍事史研究との関連から、現代世界における様々な人文現象や社会問題を、批判的視点から理解し説明できる。 ドイツ軍事史研究との関連から、現代世界における様々な人文現象や社会問題をある程度理解し説明できる。 ドイツ軍事史研究と現代世界における様々な人文現象や社会問題との関連について理解できる。 ドイツ軍事史研究と現代世界における様々な人文現象や社会問題との関連についての理解に不足する
B_B2-a [総合把握力]
人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力を身に付ける。
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。 知識を総合的かつ有機的に把握する能力をある程度身に付ける。 知識を総合的かつ有機的に把握することの重要性を理解できる。 知識を総合的かつ有機的に把握することの重要性を理解できない。
B_B2-c [思考能力]
知識を総合的かつ有機的に把握する能力を身に付ける。
人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力を身に付ける。 人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力をある程度身に付ける。 人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力についての理解がある。 人文学を中心とした人文・社会科学の方法と思考能力についての理解に欠ける。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_A-e
[現代世界の理解]
B_B2-a
[総合把握力]
B_B2-c
[思考能力]
備考(欠格条件、割合等)
期末試験 100

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : この科目は、平成27年度以前入学者には、旧課程科目「ヨーロッパ史講義 III」の読み替え授業として開講される。当該の旧課程科目をすでに履修している学生は、この授業は単位を修得することができないので、注意すること。

この科目はEU研究ディプロマプログラム(EU-DPs)開講科目に該当する。同プログラムについて、詳しくは以下のサイトを参照のこと。http://eu.kyushu-u.ac.jp/indexjp.html

教職 : 教職(社会)(地理歴史)
資格 :

更新日 : 2018/7/3 (15:28)