文学部 人文学科 人間科学コース
地理学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等:
地理学講義 XI
Geography (Lecture XI)
講義題目  歴史地理学概説
准教授 今里 悟之
科目ナンバリングコード: LET-HUM3745J
講義コード:
2018 前期
毎週 金曜2限
伊都イーストゾーン 305 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/3/1 (11:02)
授業の概要 日本の古代から近代を対象とした,歴史地理学の研究テーマについて概説する。概ね次のような基本的事項について講義を行う予定である。以下の各事項の( )内は講義で触れる内容の一例である。
@古代・中世の景観復原(歴史地理学の方法論)
A条里プラン(農村の土地利用)
B都城プラン(都市の地理思想)
C古代交通路(地域構造との関連)
D近世城下町(区画と土地利用)
E景観変遷からみた都市(過去の人々の生活と文化)
F近世・近代の地域システム(資源と産業の分布,グローバル化した現代世界への基礎)
G信仰圏(庶民の観光行動)
H地名(現地比定の手がかり)
I絵図(知覚・空間認知と行動)
J地籍図(国土把握の情報化)

(This lecture course is designed to introduce students to Japanese historical geography. Themes of focus include settlement planning and landscapes in ancient and medieval times, castle towns and regional systems in early-moderen times, and minor place names and old maps as materials.)
キーワード : 歴史地理学,景観史,歴史資料
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 地域調査士の資格科目(選択)
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-b [アプローチの理解]
地理学と歴史学の双方に関わる分野である歴史地理学に特徴的な視点と方法について理解を深める。
歴史地理学の方法論と主題について優れた理解を示し,独自の見解や調査成果を示すことができた。 歴史地理学の方法論と主題について十分に理解でき,標準以上の見解や調査成果を示すことができた。 歴史地理学の方法論と主題について一定程度理解でき,一応の見解や調査成果を示すことができた。 歴史地理学の方法論と主題についての理解が不十分であり,相応の見解や調査成果を示すことができなかった。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 特になし。
参考書 : 授業中に配布するプリントに明記する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 授業概要で示した各主題について1〜2回ずつ講義を行う。

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-b
[アプローチの理解]
備考(欠格条件、割合等)
レポート

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : レポート100%(講義内容の理解に関するものに加え,各自の一日程度の実地調査を求める場合がある)
学習相談 学習相談 :

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)