文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
国語学講義 VI
Japanese Linguistics (Lecture VI)
講義題目  現代日本語の文章・談話と文体
国立国語研究所 教授 野田 尚史
科目ナンバリングコード: LET-HUM3513J
講義コード:
2018 前期
集中
伊都イーストゾーン 教室
J科目 (日本語, 日本語)
更新情報 : 2018/2/21 (20:01)
授業の概要 現代日本語の文章・談話と文体について,次の5つの文法的な観点から,小説の文章,新聞の文章,解説の文章,日常の会話などを対象に分析する。
 (1) テンス―過去形と非過去形の使いわけ―
 (2) 丁寧さ―普通体と丁寧体の使いわけ―
 (3) 主格―能動態と受動態の使いわけ―
 (4) 主題―「は」と「が」の使いわけ―
 (5) モダリティ―「〜たい」,命令形などの現れ方―

(This course aims to provide students with skills that allow them to analyze the texts and discourses of Modern Japanese, from the following 5 syntactic viewpoints:
(1) tense
(2) style
(3) nominative
(4) theme
(5) modality)
キーワード : 現代日本語,文法,文章・談話,文体
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 :
特記事項 6月12日(火)〜15日(金)の集中講義。12日(火)から14日(木)は2限〜5限,15日(金)は2限〜4限。
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 :
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_B1-d [専門的研究手法]
専門分野に固有の問題設定や研究手法を正しく身に付けることができる。
現代日本語の文章・談話について,独自の方法も交えながら非常に適切な分析を行うことができる。 現代日本語の文章・談話について,有効な方法により適切な分析を行うことができる。 現代日本語の文章・談話について,一般的な方法により分析を行うことができる。 現代日本語の文章・談話について,ある程度の分析を行うことができる。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : なし。印刷資料を配付する。
参考書 : 野田尚史(他)『日本語の文法4 複文と談話』(岩波書店,2002年)
他の参考書は授業の中で紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 現代日本語の文章・談話と文体の課題 分析のための資料として簡単な文章を書いてきてもらう。
2 日本語の文の構造と文法カテゴリー
3 テンスから見た現代日本語の文章・談話と文体
4 丁寧さから見た現代日本語の文章・談話と文体
5 主格から見た現代日本語の文章・談話と文体
6 主題から見た現代日本語の文章・談話と文体
7 モダリティから見た現代日本語の文章・談話と文体

成績評価
観点→
成績評価方法
B_B1-d
[専門的研究手法]
備考(欠格条件、割合等)
レポート 80%
授業への貢献度 20%

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 :
学習相談 学習相談 : 必要があれば,メール(noda.hisashi@ninjal.ac.jp)で連絡すること。

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)