文学部 人文学科 文学コース
国語学・国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年:
対象学部等:
国語学(書道) I
Japanese Linguistics, Calligraphy I
講義題目  国語学(書道)T
福岡教育大学教育学部教授 服部 一啓
科目ナンバリングコード: LET-HUM4518J
講義コード:
2018 後期
集中
伊都 教室
J科目 (日本語, 日本語)
授業の概要 本講は、書写・書道指導における実技力の養成と実践的指導力の定着といった視点での演習を行います。特に、現代のワープロやパソコンによる、伝達機能の優れた活字文字の氾濫した社会にあっては、今こそ書の意義を考え、書くという行為の大切さ、書くことの喜びを養いたいと思う。
 毛筆を扱う分野の呼称として、「書写」「書道」「書」「習字」などいろいろある。これらの呼称には、それぞれ意味の違いがある。学校教育での呼称は、どのようにあるべきなのか。そして、学習指導要領での「正しく書く」とは如何なることかを考える。
・毛筆実技を通して〈漢字・仮名の筆使い〉〈漢字・仮名の字形〉〈漢字・仮名の筆順、許容される書き方〉〈文字の大きさと字配り〉仮名、楷書、行書の特徴を生かした技能の習得をめざす。
 教師としての実技技能を高めるとともに、生徒が書くという行為に対し、興味を持つような指導法の研究をしていきたい。
  

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キーワード : 我が国の言語文化、書写、書道、文字文化
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 毛筆実技を中心とした活動を行います。
授業計画 テキスト : 授業時に指示を行う。
参考書 : 『明解・書写教育』萱原書房、全国大学書写書道教育学会編
『書の古典と理論』全国大学書道学会 編/ ISBN978-4-89528-681-7
『中学書写』教育出版、『高校書道』教育出版
授業資料 :

進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 【内容】
1,新学習指導要領を踏まえた書写書道指導のあり方と私の受けてきた書
2 2,書写・書道の違いと学校教育
3 3,現代における手書きの意義 演習
4 4,硬筆と毛筆の一体化による書写学習 演習
5 5,漢字の指導における実技力の養成@ 演習
6 6,漢字の指導における実技力の養成A 演習
7 7,漢字の指導における実技力の養成B 演習
8 8,漢字の指導における実技力の養成C 演習
9 9,仮名文字講釈(字母と変体仮名)
10 10,仮名の指導における実技力の養成@  演習
11 11仮名の指導における実技力の養成A 演習
12 12,漢字仮名交じりにおける実技力の養成@ 演習
13 13漢字仮名交じりにおける実技力の養成A 演習
14 14,教材研究の工夫、VTR視聴(参考資料・研究授業)
15 15,自己目標と評価、VTR視聴(参考資料・研究授業)

授業以外での学習に当たって :
学習相談 : 授業後に対応する。
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-d [資料の理解]
(我が国の言語文化に関する事項)国語科書写教育の学習指導は、理論と実技の両面の力が必須です。そのために必要な知識と技能の獲得をめざし、特に毛筆指導の実践力を高めます。
我が国の言語文化に関する事項について理解する。理論と実技の両面について必要な知識と技能を獲得している。 国語科書写教育の理論及び求められる実技能力を獲得する 国語科書写教育の理論を理解し、求められる基礎的な実技能力を獲得する 知識・理解に乏しく、基礎的な実技能力に達していない。
B_B1-e [専門資料の分析]
我が国の伝統的な文字文化を継承し、これからの社会に役立つ様々な文字文化に関する「知識及び技能」について理解し、文字を効果的に書くことができる力を育成します。また、生涯にわたって書を愛好し、表現及び鑑賞の活動をしていくための資質・能力を獲得します。
書写力を一層高めるとともに、生涯にわたって書を愛好し、表現及び鑑賞の活動をしていくための技能・知識を獲得している。 中学校学習指導要領国語科の指導事項「社会生活に必要な手紙を書く」を核とした技能・知識を獲得している。 書写力を高め、生涯にわたって書を愛好していくための基礎的な知識・技能を獲得している。 知識・理解に乏しく、基礎的な実技能力に達していない。
GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。
成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-d
[資料の理解]
B_B1-e
[専門資料の分析]
備考(欠格条件、割合等)
作品 課題作品およびレポートを70%
出席 実技にかかるので、出席が第一義である。20%
授業への貢献度 授業における発言などの積極的参加10%

成績評価基準に関わる補足事項 :
その他 その他 : ・毛筆実技の活動が中心であり多人数への対応が難しく、場合により受講制限を行うことがある。
・課題に関して、授業外での自主制作や共同制作、レポートなどを課す場合がある。

・書写書道実技に係る用具用材(筆、硯、墨、紙、下敷・文鎮など)を各自持参のこと。
・教材費が必要(カレンダー制作、条幅など)となる場合がある。

教職 : 教職(国語)
資格 :

更新日 : 2018/10/24 (18:44)