文学部 人文学科 文学コース
中国文学 専門分野
専門分野科目 (単位数 2)
選択科目
対象学年: 2年生 3年生 4年生
対象学部等: 文学部中国文学専攻学生に限る
中国文学演習 IV
Chinese Literature (Seminar IV)
講義題目  唐詩残篇訳注
教授 静永 健
科目ナンバリングコード: LET-HUM3544J
講義コード:
2018 後期
毎週 月曜2限
伊都イーストゾーン 中文演 教室
M/J科目 (日本語, 古典漢文)
更新情報 : 2018/3/11 (11:53)
授業の概要 演習の概要、およびその進め方は、前期の「中国文学演習V」に同じである。しかし、演習発表のあり方(プレゼンテーション)および討論の受け答え(ディベート)について、前期以上の成長を各自に求めるものである。みなさん、油断なく、努力し続けてください。

(•This seminar course introduces the most influential Chinese poem of Tang Dynasty.)
キーワード :
履修条件 :
履修に必要な知識・能力 : 初級中国語、漢文訓読法。
特記事項
遠隔/対面 Moodle 情報
対面授業
リアルタイム-オンライン授業
ハイブリッド授業(対面+オンライン)
オンデマンド型授業
課題提出型授業

教職 : 教職(中国語)
資格 :
到達目標
かなり優れている 優れている 及第である 一層の努力が必要
B_A-a [人文学の視座の理解]
人文学の基礎知識を踏まえて、現代人文学の視座の特質を理解できる。
演習で討議する議論を自分から提起し、教員や他の参加者と自由に議論を楽しむことができる。 毎回の演習での議論に参加することができる。 毎回の演習で議論されている内容が理解できる。 毎回の演習についてゆけない。
B_B1-a [古典の読解]
長い文化的伝統のなかで人類が生み出してきた知的所産である「古典」を、厳密に読解する能力を身に付けることができる。
漢文訓読だけでなく、中国語の知識も駆使して原文が理解できる。 漢文訓読の方法を通じて、原文の意味や文法構造が理解できる。 漢文訓読の方法が理解できる。 漢文訓読の方法がわからない。
B_B1-e [専門資料の分析]
専門分野で必要な史資料や文献を収集、分析して、その内容を自分の言葉で精確に表現できる。
句読点が無い古典漢文でも何とか読み解くことができる。 句読点が付された古典漢文であれば、読み解くことができる。 辞書や訳本などを参照しつつ、
何とか古典漢文が理解できる。
古典漢文が理解できない。
B_B2-d [専門的思考方法]
専門分野の内容に関する深い理解と、学問固有の思考方法を獲得する。
原文の意味を理解し、それを他の人々にもわかりやすく伝えることができ、それについて議論を楽しむことができる。 原文の意味が十分理解できるが、他の人々にまだ巧く伝えることができない。 原文のおおよそ意味が理解できるが、一部分の文字が十分理解できない。 原文の意味がわからない。
B_B2-e [コミュニケーション能力]
学問的な討論の場を通して、自分の意見を精確かつ明確に表現する能力と他者の意見を理解するコミュニケーション能力を鍛錬し、広く世界と交流できる力を養う。
他の担当者の発表をうまくフォローするような質問や補助的発言ができる。 他の担当者の発表に質問や反論ができる。 演習の担当者となって、発表することができる。 恥ずかしくて演習に参加して、発言することができない。
B_C-c [発想力]
問題の解決にあたって様々なアプローチの可能性を考えようとする姿勢を持つ。
演習での議論を自分であらかじめ予想し、それを更に発展的に展開させた議論がその場でできる。 演習中の議論の輪の中に入って、他の参加者からの質問や反論にも何とか対応できる。 演習中の議論から生みだされた課題について、自分も興味があるが、それを発展させることができない。 演習で読む原文から課題を見つけ出すことができない。
九州大学文学部ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府人文基礎専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学人文科学府歴史空間論専攻ディプロマ・ポリシー   九州大学人文科学府言語・文学専攻ディプロマ・ポリシー
九州大学文学部哲学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部歴史学コース・カリキュラムマップ
九州大学文学部文学コース・カリキュラムマップ   九州大学文学部人間科学コース・カリキュラムマップ
授業方法
授業形態(項目) 授業形態(内容)
講義
外国語演習
原典資料演習
実習/フィールド調査
Problem-Based Learning (問題発見・解決型学習)
学生のプレゼンテーション
Moodle の使用
学外実習
野外実習

テキスト : 中文演習室に常備。
参考書 : 適宜紹介する。
授業資料 :

授業計画 (授業計画は予定であり、学びの進捗に合わせて変更することがあります。)
進度・内容・行動目標等 講義 演習・その他 授業時間外学習
1 中文演習室に担当表を掲示。
2 演習形式。教室が満員であるので、特別な希望者を除いて、中文研究室に所属する学部生のみの履修とします。

成績評価
観点→
成績評価方法
B_A-a
[人文学の視座の理解]
B_B1-a
[古典の読解]
B_B1-e
[専門資料の分析]
B_B2-d
[専門的思考方法]
B_B2-e
[コミュニケーション能力]
B_C-c
[発想力]
備考(欠格条件、割合等)
プレゼンテーション
授業への貢献度
出席

GPA評価
A B C D F
授業を通じて、総じて「かなり優れている」に相当する活動を行った。 授業を通じて、概ね「優れている」を超える活動を行った。 授業を通じて、「及第する」に相当する活動を行った。 授業を通じて、総じて「及第する」には達しないものの、それに近い活動を行った。 授業を通じて、「一層の努力が必要」の活動にとどまった。

成績評価基準に関わる補足事項 : 出席点の評価は、演習担当ではない日も重視する。同学の発表に無関心である者はこの演習を受けたとは言えない。
学習相談 学習相談 : メールを受け付けます。shizuka@lit.kyushu-u.ac.jp

授業以外での学習に当たって :

合理的配慮について :
障害(難病・慢性疾患含む)があり、通常の方法による授業を受けることが困難な場合には、教育目的の本質的な変更など過重な負担を伴わない限り、合理的配慮を受けることができます。合理的配慮とは、教授・学習法の変更、成績評価の方法の変更、授業情報の保障(資料の字幕化、個別の資料配布、録音・撮影の許可)、受講環境の調整などを指します。実際の方法については担当教員と建設的対話を行なった上で決定されます。
<相談窓口> キャンパスライフ・健康支援センター インクルージョン支援推進室(伊都地区センター1号館1階)
(電話:092-802-5859 E-mail:inclusion@chc.kyushu-u.ac.jp)